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参加報告| Supporters’ Forum 2020 at Seijo University に参加しました!


1121()に成城大学主催の「Supporters’Forum 2020 at Seijo University」に参加しました。立命館大学からは、全学自治会初年次担当、文学部自治会オリター団、経営学部自治会オリター団、総合心理学部自治会オリター団、SSPピア・サポーター、学生ライブラリースタッフ (LS)Tutors for International Students Assembly (TISA)7団体が参加しました。SSPピア・サポーターからは、衣笠キャンパス、びわこ・くさつキャンパス、大阪いばらきキャンパスから1人ずつの計3名で参加しました。他大学からも様々な団体から107名が参加しました。従来は、成城大学で対面型で開催されていた本企画ですが、今年度は新型コロナウィルス感染症の影響から、初めてのオンライン開催となりました。

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このフォーラムの大きなテーマは、「コロナ禍におけるサポーターのあり方」でした。今年、新型コロナウィルス感染症により、私たちは活動方法の再考を余儀なくされました。それは私たちSSPだけでなく課外活動団体全てに当てはまり、新歓活動が満足にできないなどの歯がゆい思いをした団体の幹部の方たちも多かったのではないでしょうか。

 

 フォーラムは、開会式、分科会、全体ワーク、閉会式の順番に進められました。

 まず、各分科会では、SSPは「学習・キャリア」の分科会に参加しました。冒頭、事前に「学習・キャリア」の分科会に参加した各大学の団体からGoogle Driveで共有されていた活動紹介への質問時間が10分間設けられました。他大学の団体では、公式LINEを開設した団体などもあり、それぞれの団体の特徴が現れていました。

 私達SSPの活動紹介はこちらのスライドです。


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質疑応答の時間が終わると、他大学の学生とチームを組み、グループワークに移りました。テーマは、「コロナ禍で孤立する学生への企画立案」で、①zoom生配信、講義型の対面、双方向コミュニケーションによる対面の4つのパターンに分かれて企画の立案を行いました。

 私の班では、成城大学、東京経済大学、法政大学、愛知総合工科高等学校専攻科の学生が集まり、まず各団体でのコロナ禍の取り組みを簡単に共有しました。その中で、共通の課題として「企画の広報」が浮上しました。企画を思いついても、広報が不充分で、多くの学生に届かず、企画の妥当性が判断しにくいといった声もありました。私たちの班は、zoomでの学生支援企画として、少人数による交流を提案しました。課題として挙がった「企画広報」については、学校と連携して、入学書類に企画のチラシを同封してもらうなどの、新しいアイディアも生まれました。学校との調整が必要になると思いますが、認知度を上げる試みとして非常に期待値が高いと感じます。

 また、別の班では生配信のアイデアとしてインスタライブなどの案が出ました。今の時代だからこそ使えるリソースを活用することでニーズに対応できるのだと思います。

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 次の全体ワークでは、分科会で分かれていたカテゴリーに関係なく、新しい班が構成され、「サポーターのあり方」について意見を交わしました。私の班には、大学図書館でスタッフを務める方など、各々がサポートしている幅も分科会よりも広がりを見せました。全体ワークの班で、私はリーダーのような立ち位置となり、話し合いを進めました。班員に意見を求めると、所属する団体によって、「サポーターとして意識していること」には若干の違いは見られたものの、「コロナ禍であっても、困っている学生の力になりたい」、「企画をサポーター自身も楽しむ」、「コロナ禍でも自分たちが頑張ることで、他の学生のモチベーションになりたい」などの意見には全員がうなずいていました。グループワーク後の全体での振り返りでは、各班で考えたことの共有がされ、「サポーターが答えを出さず、あくまで学生が答えを出す手助けをする」ことがサポーターとしてのあるべき姿なのではないかと言った意見などもあり、日頃からSSPピアサポーターでも意識していることと似ており、共感しました。

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 今回のフォーラムに参加して、全国にもコロナ禍という未曾有の事態でも、他者貢献や自己成長のために頑張っている大学生が、全国を見渡せばたくさんいることを知りました。思うような広報ができないことや、オンラインでの支援の難しさなど、苦しさだけが共通しているのではなく、困っている学生の力になりたいなどの気持ちの面での共通点もあり、3時間ほどの短い時間ではありましたが、刺激的な時間となりました。

 また、今回は成城大学様が主催してくださり、私たちは参加者でした。普段は、運営側となって、学生に対して接する機会も多く、参加者となる機会は多くありませんでした。改めて参加者の立場で参加したことで、運営側になったときに、意識すべきこと、気をつけるべきことも明確になりました。参加者の目線で感じたことを、SSPピア・サポーターにも共有し、質の高い企画を学生の皆様に届けていきます。

 現在、SSPにおいても新たな企画が練られています。他者貢献、自己成長のためにこれからもサポーターとして活動していくことが重要だと感じました。そして、自由であるが故に、悩むことも多い大学生の中にも、こうして「誰かの力になりたい」という強い想いをもった私たちの存在を認知してもらうことに注力していきたいと思います。

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