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参加報告| Supporters’ Forum 2021 at Seijo University に参加しました!


 2021年11月20日に、成城大学が主催している「Supporters’ Forum 2021 at Seijo University」に参加しました。全国の学生ピア・サポーターが参加しているフォーラムで、全国から大学23校、高校4校、総勢150名が参加しました。 SSPピア・サポーターからは、衣笠キャンパス1名、びわこ・くさつキャンパス2名、大阪いばらきキャンパスから1名の計4名で参加しました。開催形態は、新型コロナウィルス感染症の影響から、昨年度と同様、オンライン開催(zoom)となりました。
今回の参加について①準備段階から、②当日・全体ワーク、③当日・分科会、④参加後の振り返りで報告します。

①準備段階
 成城サポーターズフォーラム参加にあたって、プログラムの説明を聞いた上で、「活動一覧」、「イチオシの活動」、「団体でのお悩み」の3つのテーマを発表する資料を議論しながら作成しました。準備は、10/22〜11/19の毎週金曜日の昼休み(12:20〜12:50)で行い、すべてzoomを用いたオンライン会議ですすめました。参加者は各キャンパスコーディネーターと各キャンパスの代表ピア・サポーターで、説明をコーディネーターから受け、議論はピア・サポーターが主体となって進めました。
 具体的には、上記のテーマについて、各キャンパスのピア・サポーターにヒアリングを行い、その結果をもちよって共有したのち、作成した資料を参加者全員で吟味するといった流れでした。発表時間などを考慮した上で、文字ばかりにならないこと、できるだけ分かりやすい表現を使うことを意識して資料を作成し、見やすい・分かりやすい魅力的な資料を完成させることができました。
 資料が完成した後は、当日の分科会でおこなうプレゼンテーションの練習をしました。当日の発表者は1名であったため、他の参加者がフィードバックをするという形式でした。
準備はすべてオンライン上の活動ではあったものの、全員で協力し合うことで、互いを信頼し、結束力の高い1つのチームになった上で、本番に臨むことができました。

②当日・全体ワーク
 当日のオープニングでは主催の成城大学の学生よりサポーターズフォーラムの趣旨について、本イベントが他大学の活動状況を知り自身のサポート活動に活かすことと、コロナ禍で活動してきた学生同士で情報交換をすることを目的として開催されたというお話がありました。
 次に、「オンラインの活用法」についてランダムに振られた5、6名から成るグループに分かれて話し合いました。私の班は、成城大学、東京経済大学、桜美林大学、帝京大学、北海高等学校、立命館大学の学生6名から構成されており、国際交流におけるオンラインの活用法について考えることになりました。現地の文化を体感できないという意見が挙がりましたが、それに対するオンラインの活用法がなかなか出てこず苦労しました。そこで、私は各団体のオンラインの活用事例に遡って考えることを提案しました。そして、どの団体の事例でも「繋がっている感覚がある」ということが共通していることに気づき、オンラインならではの「繋がり」で文化体験をできる方法はないかと皆で議論しました。そこから、私の班では互いの文化を体感できるように、食や歌、踊りなどを互いに紹介しあうという意見が出ました。このワークでは、過去の成功例の共通点からヒントを得て、新たなものを創り出せるということを改めて実感しました。グループワーク後は、全体にもどって数グループが発表を行いました。他のグループはオンライン授業など学習面における活用法について話しており、私たちのグループとは異なったアイデアが聞けて大変興味深かったです。

③当日・分科会 
 分科会では、各団体のイチオシ活動の紹介した後、各大学の「団体のお悩み」を、グループに分かれて解決策を提案しあうというものでした。他大学のイチオシ活動を聞いていると、サポート活動を広めるための工夫や目標達成のためのツール紹介など、新しい発見があり、良いお土産になりました。
 私が参加したグループの団体の悩みは、「組織内のコミュニケーションの不足」というものでした。限られた時間でしたが、議論が途切れることなく、「互いを知るために交流会を増やしたらどうか?」や「趣味を語り合うのは?」など話しているうちにいろいろなアイデアが生まれました。分科会を通して、自分の所属キャンパスに置き換えたら、どんなふうに対処できるかな?と、所属する組織を客観視するきっかけになったと思います。
 ちなみに、残念ながらフォーラムでは取り上げられませんでしたが、私たちが持ち寄った悩みは「ピア活動への関わり方がそれぞれ異なる中で、ピアの一人一人が成長できる環境を作るには?」というものでした。これは、我々に残された宿題なのかもしれません…。

④参加後の振り返り
 振り返りは、20日のフォーラムの直後と、26日の2回にわたって行いました。20日は長時間の疲れもあって、その時の気持ちを話すだけにとどまりましたが、26日はサポーターズフォーラム全体に関することや、参加したピア4人の当日までの準備段階における役割やお互いの関り方についてもゆっくり時間をかけながら、それぞれの感じたことを大切に振り返りをしました。その中でも特に印象に残っているのは、成城大学のピア・サポーターの運営が、いくつもの組織をまたいで行われているにも関わらずとても円滑だったことです。立命館大学に置き換えても、SSPやオリターなどが連携して企画を作り上げるのは相当の準備が必要だなと感じました。また、他大学と比べて立命館大学には古くからピア・サポート団体が存在し、着実にノウハウを蓄積されてきていることを感じたという声もありました。4人の関係性については、全員がリスペクトをもって相手に接することで、居心地のよい雰囲気を作り上げたり、自分にできること、そしてできないことを伝えたりすることで、協力して準備を進めることができたように思います。
 もちろん、ピア・サポーターだけではできなかったこともたくさんありました。毎週のミーティングに参加して見守ってくれたり、発表のスライドについてアドバイスをしていただいたり、コーディネーターの方にたくさんお世話になりました。ありがとうございます。
 また来年のサポーターズフォーラムで実のある発表ができるように、これからもピア・サポート活動に真摯に取り組んでいきます。

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