2012 シラバス入稿 / Syllabus Editing

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科目名・クラス
Course Title, Class
開講期間
Term
曜日・時限
Day of the week, Period
単位数
Credit
担当者名
Instructor
ゲーミング・シミュレーション技法 (P)  夏集中Ⅱ    2   稲葉 光行、鐘ヶ江 秀彦、窪田 好男、近藤 敦 
授業の概要 / Course Outline
 複数脳のリンクにより、問題発見や問題解決にあたる未来への言語であるシミュレーション&ゲーミングは、意思決定や住民合意形成、学習や研修を通じた政策デザインのための基礎的手法である。政策マインドの涵養と方法論を技法の演習により習得する。政策科学部複数教員によるリレー科目(イントロ1コマ、各教員4-5コマ)の技法系の科目である。
到達目標 / Attainment Objectives
政策デザインのための基礎的技法であるゲーミング・シミュレーションの理解とともに政策実践の現場におけるゲーミング・シミュレーションの利用と応用のスキルの獲得にある。
履修しておくことが望まれる科目 / Required Preparatory Study
授業スケジュール / Course Schedule
※履修している学生に対して事前に説明があった上で、変更される場合があります。
授業回数
Lecture
テーマ / Theme
キーワード / Key Word
シミュレーション&ゲーミングの理論・意義・歴史 
アイスブレーカーとチーム編成 
2-9  コミュニケーション・シミュレーション&ゲーミング、リスク・シミュレーション&ゲーミング、プランニング・シミュレーション&ゲーミング、グループ毎:シミュレーション&ゲーミングの設計 
学習項目:合意形成、計画、リスク緩和、学習
演習の後グループミーティング 
9-10  政治シミュレーション&ゲーミング 
学習項目:合意形成
演習の後グループミーティング 
11-13  国際政治シミュレーション&ゲーミング 
学習項目:紛争解決、秩序形成
演習の後グループミーティング 
14-15  シミュレーション&ゲーミングの設計(グループ毎)・修正と発表(プレイ) 
ディブリーフィング 
(学部科目 / Undergraduate Courses) 授業外学習の指示 / Recommendations for Private Study
(大学院科目 / Graduate Courses) 授業の方法 / Study Method
教育とは政策現象であり、学習とは個体脳の自発的な対象理解の現象である。社会の未来は複数の個体の脳が連携し、その相互作用として、現在までの見落とされたり、あるいは隠された因果関係の理解や、現在存在しない未来の状況をも想定し理解できる集団学習現象の機能を有している。
 このような複数脳のリンクにより、問題発見や問題解決にあたる未来への言語であるシミュレーション&ゲーミングは、教育方法論(教授法)ではなく学習方法論である。このため、”Learning by Doing”とデ・ブリーフィングにより学習効果を高めるハーバードビジネススクールのケースメソッドを代表としたロール・プレイング・ゲーミング(RPG)やプロジェクト・マネジメント・サイクル(PMC)手法や階層分析法(AHP)を用いた現状の問題発見において、あるいは社会的意思決定や住民合意形成、学習や研修を通じた政策デザインのための基礎的手法としての不可欠なゲーミング・シミュレーションを実際に演習することで”Learning by Doing”により政策マインドの涵養と方法論について演習を通じながらゲーミング・シミュレーションを習得することを目的とする。なお、受講者数とチーム編成により進行について多少の変更があり得る。
成績評価方法 / Grading Criteria and Method of Evaluation
※原則として、変更されることはありません。
In principle, the method used for grade calculation will not change.
種別
Kind
割合
Percentage
評価基準等
Grading Criteria etc.
定期試験(筆記)
End of Semester Examination (Written)
0 %  
レポート試験
Report Examination
(統一締切日を締切とするレポート)
(A report to be submitted by the standard deadline)
0 %  
平常点評価
Continuous Assessment
  • 日常的な授業における取組状況の評価
    Evaluation of Everyday Performance in Class
  • 学習到達度を最終的に確認するテスト
    Exam for Final Verification of Attainment Levels
  • レポート
    Report
100 % 全回数の出席・参加が必須。最終報告(レポートを含む)および作成されたS&Gの評価。 
備考 / Note
事前レポート:「社会デザインのシミュレーション&ゲーミング(共立出版)」を読んで、どのようなシミュレーション&ゲーミングを作成したいか、その企画書をA4で4ページ以上?6ページ以内で作成して初回の授業で提出すること。これをもとにチームを編成する。
出欠:ゲーム毎に開始前に出欠を確認
最終提出物:各グループが製作したシミュレーション&ゲーミング
受講および研究に関するアドバイス / Advice to Students on Study and Research Methods
・予習を兼ねての事前レポートを必ず作成して提出すること(初回のみ)。
・ 一つのゲーミング・シミュレーションが、ブリーフィング・シミュレーション&ゲーミング・デブリーフィングの流れの中で、一回に三時間から五時間の時間が必要。
・ “Learning by Doing”の原則を習得するため、全演習を通じた参加が不可欠。
・ 毎回演習グループ(チーム)を構成
・ 一部のシミュレーション&ゲーミングでは、各自のノートPC持参が不可欠。また政策科学部SNSを使用する可能性がある。
・ 一部のシミュレーション&ゲーミングでは、予測における統計学の知識(回帰予測)や簡単なプログラミングをともなうシミュレーションを行う可能性があり、各参加者が作成する上で学習が不可欠。
教科書 / Textbooks
書名
Title
著者
Author
出版社
Publisher
ISBNコード
ISBN Code
備考
Comment
社会デザインのシミュレーション&ゲーミング  兼田 敏之  共立出版     
ゲーミングシミュレーション:未来との対話  Richard D. Duke   アスキー     
ゲーミングシミュレーション  新井 潔 (著), 兼田 敏之, 加藤 文俊 (著), 中村 美枝子, 木 晴夫 (著), 木嶋 恭一, 出口 弘 (著)  日科技連出版社     
備考 / Note
参考書 / Reference Books
書名
Title
著者
Author
出版社
Publisher
ISBNコード
ISBN Code
備考
Comment
備考 / Note
参考になる WWW ページ / Web Pages Useful for Reference
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法(教員との連絡方法含む) / How to Communicate with the Instructor In and Out of Class (Including Instructor Contact Information)
学生との直接対話/Talk with Students
洋洋館5・6階の鐘ヶ江、稲葉の部屋を訪ねてください。
その他 / Others
夏期休暇中の集中講義での開講となります。
Sy2012 - Ver2.0