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研究科長のつぶやき 2021年4月バックナンバー

2021/05/10設置、2021/07/09修正
2021/4/27[情報共有]対面での会食に注意を
 大学のHPで4月26日付けで公開された文書「本学における新型コロナウイルス感染者の発生について」で学外および自宅での飲食を伴う懇親会で7名の感染者が発生したことが報告されています。通常であれば、友達との会食は楽しいものですが、今の状況では飛沫感染の危険があります。自分と友達の両方を守るために会食は控えた方がよさそうです。
 僕も昨年の春以来会食をしていません。それでも、家族や大学時代の友人とZoomを使ってパーティーをして楽しんでいます。オンライン飲み会が対面の飲み会に比べて盛り上がらないのも事実だと思いますが、安全対策上、背に腹は代えられません。
 新型コロナウィルスは若い人にも重い後遺症を残すことがあるウィルスです。これから連休を迎えますが、くれぐれもご注意下さい。
2021/4/19[情報共有]新型コロナ感染予防に留意して下さい
 「本学における新型コロナウイルス感染者のまとめ」で4月1日から11日までの立命館大学における新型コロナウィルス感染者数が発表されました。23名です。2021年1月から3月までの3ヶ月間の感染者数16名を10日で上回ったことになります。感染拡大が急速に進んでいることがわかります。
 昨年からの新型コロナ対策で精神的にも肉体的にも疲れていることと思いますが、マスク着用や手洗いといった予防策は今後も継続して下さい。
2021/4/14[情報共有]4月15日からBCP3
 関西エリアの新型コロナウィルス感染拡大を受けて、立命館大学では4月15日木曜日からBCPレベルを2から3に上げることになりました。BCPレベルの変更に関する詳細はこちらのウェブページをご覧下さい。感染症予防対策に関してもこれまでより厳しい状況への対応が書いてあります。
 科目によっては4月19日月曜日から授業形態が変わる場合がありますので、シラバスでBCPレベルが3になった場合の授業形態を確認するとともに先生方からの連絡を見伸ばさないようにこまめにメールをチェックして下さい。
2021/4/9[情報共有]修了生の論文
 日本語文法学会の機関誌『日本語文法』21巻1号が刊行されました。言語教育情報研究科の修了生である徐敏徹(Seo Mincheol)さんの論文がこの中に掲載されています。Seoさんは、2020年3月に言語教育情報研究科を修了し、京都大学大学院文学研究科言語学専修の博士課程後期に進学しました。大学院在学中に学会誌に論文が掲載されるのは研究者としてとてもよいスタートになったと言えます。
 言語教育情報研究科に在学する皆さんも積極的に学外で発表して下さい。そのために、まずは学会でどんな発表が行われているか知るために、学会に参加して下さい。このページのしたの方でも書きましたが、立命館大学では院生が学会に参加する際に申請があれば経済的にバックアップする仕組みがあります。こうした仕組みを積極的に利用して下さい。
2021/4/7[情報共有]4月10日に中間報告会
 4月10日午前10時から2019年9月入学者の中間報告会があります。すでにmanaba+Rでハンドアウトが配布されていますね。こちらは在学生限定ですが、ふるってご参加下さい。修士論文提出前最後の発表の機会です。今年入学した院生にとって勉強になるはずです。
2021/4/7[情報共有]4月11日北海道方言研究会で院生と共同研究の発表
 4月11日日曜日13時から北海道方言研究会で、昨年度の言語コミュニケーション学演習01の成果を受講者と一緒に共同発表します。Zoomで無料で聴講できます。関心のある方はこちらのリンクから北海道方言研究会のウェブページに飛んで下さい。ZoomのURLが示されています。この研究会での発表はどなたでも無料で聴講できます。
2021/4/1[その他]立命館大学大学院言語教育情報研究科へようこそ!
研究科長挨拶
 立命館大学大学院言語教育情報研究科に入学した皆さん、研究科長の佐々木です。入学おめでとうございます。それぞれの胸に研究テーマを抱えた皆さんを立命館大学に受け入れることができたことを光栄に思います。
 昨年来コロナ禍が世界的に続いており、ワクチンの供給により事態が好転し始めた地域もありますが、まだまだ予断を許さない状況が続いています。この状況は言語教育情報研究科の研究領域にとっても試練の時と言えます。言語学や言語教育学は人間を対象とした研究分野であり、どのようなアプローチをとるにせよ、人に対する調査が必要です。しかし、それがこれまで通りのやり方では難しい状況になっています。
 僕自身は方言を研究しており、お年寄りから話を伺うかたちでデータを得ています。新型コロナウィルスが高齢者に深刻な被害を与える疾病であるため面談調査を行うことが困難です。そんなわけで丸1年フィールドワークに行くことができていません。このような困難は他の分野でも同様に存在します。
 そんな中でも、何とか研究を継続するために様々な工夫をしてきました。以下に挙げる試みはその中のほんの一部分に過ぎません。  対策のいくつかは情報科学の技術を応用したものでした。すでに課題になっていたデジタル・トランスフォーメーションが強制的に加速した1年でもありました。コロナ禍は遅かれ早かれ終息すると思いますが、社会の在り方も研究の在り方も元に戻ることはないでしょう。皆さんは社会と研究がこれまでにないスピードで変わっていく時代に生きています。
 立命館大学は社会の変化を反映し、院生の研究サポート体制も変革しています。立命館大学は院生が学会に参加することをサポートするために奨励金を出す制度を持っています。2021年からはオンラインで開催される学会への参加も奨励金の対象となりました。詳細は大学院課のウェブページで確認していただきたいのですが、こうした制度を使って、積極的に知見を広げていただきたいと思います。
 私たち言語教育研究科の教職員はこの1年間の経験を踏まえ、可能な限り皆さんの研究をサポートしていく所存です。しかし、経験にあぐらをかいていることはできません。課題は次々出現します。不満に思う点があれば是非とも改善要求をして下さい。皆さんからの相談と意見が言語教育情報研究科の発展のために必要です。
 この困難な時代を皆さんとともに乗り切りたいと思います。以上をもって、研究科長から新入生への挨拶とします。

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