2011年度 インタラクティブ映像制作実習I(1)
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第4回 トゥイーン・アニメーション

担当者: 斎藤進也 (saitos[at]fc.ritsumei.ac.jp)


★本日のテーマ

本日は、前回学習した「タイムライン」および「シンボル」についての理解をさらに深めるとともに、効率的にアニメーションを制作する上で便利な「モーショントゥイーン」について学ぶ。

★シンボルの入れ子の理解


★問題

car.flaにある自動車の絵(静止画)を、下記の例にならいアニメーションにしなさい。
なお、下記の注意事項を守ること。

car_sam.fla → [download]

<注意事項>
<car.flaの絵>
car_sam.flaを開くと下記の絵が描かれている。各キャラ、アイテムともシンボル化はされていない。



アニメーション例


※メインタイムライン(rootのステージのタイムライン)のキーフレームの数は1つ。

※必要に応じ、フレームレート(fps)の値を変更するとよい。ちなみに、上の ムービーのフレームレートは、3.5fps。


★モーショントゥイーン(p.130, pp.148-157)※新版p.135, p.137, p.147

モーショントゥイーンとは、オブジェクトの大きさや色、位置などを変化させる アニメーション自動生成機能。
始点と終点のキーフレームにオブジェクトを配置すれば、中間の動きはFlashが自動生成してくれる。

細かくキーフレームを設定する手間が省けると同時に、オブジェクトの動きをスムーズにできる。


★ ActionScriptワンポイントレッスン

MovieClip.stop(); 特定のフレームで、ムービーの再生をストッ プさせる

(1)ストップさせるフレームを選択する。ここでは最終フレームである45 コマ目を選択する。ここでストップさせない場合は、1コマ目に戻り再生され る。つまり、ループ再生になる。

(2)[ウインドウ]→アクション]で、[アクション]パネルを表示する。



(3)[アクション]パネルに this.stop();と記述する。

※当該フレームに、ActionScriptが表示されていることを示す「a」の文字が表 示される。

(4)ムービープレビューで、動作を確認する。



★本日の課題

モーショントゥイーンを使って、アニメーションを作成しなさい。なお、画題は 下記のいずれかとする。
本日の課題については、ペアで1つではなく、両名とも取り組みなさい。
ただし、ペアで知識やスキルを共有するよう努めてください。
相手が困っていたら、積極的に助けること。
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