5.諸学説の把握にとって有益なサイト

1.電子情報の現状
 法律学の文献で電子化されているものはきわめて少ない
  例、北川善太郎『民法講要CD-ROM版』(1997年、有斐閣)
 活字媒体を使わざるを得ない
  →オンラインで所在の検索はできる
   活字媒体を自らで電子化して活用  cf.著作権

2.学術情報
   GeNii:NII学術コンテンツ・ポータル   *旧NACSIS-IR、NACSIC-ELSを統合
    1)論文情報                  → CiNii(NII論文情報ナビゲータ)              *一部無料
    2)目録                        → Webcat Plus                                      *無料
    3)研究課題・成果情報   →KAKEN(科学研究費成果公開サービス) *無料
    4)専門分野別データベース  →NII-DBR(学術情報データベース・リポシトリ)    *無料
    5)大学内の学術情報     →JuNii(大学情報メタデータ・ポータル)            *無料

3.オンライン・ジャーナル
 1)書籍電子化の方向性
  1.諸手段
    1.全文テキスト
        2.PDF
        3.画像
  2.方向性が確定していない
    複数の方式を併存させているサイトもある e.g.立命館法学
     それでは不経済
    →いずれか一つの方式へ
      cf.合衆国の公文書はPDF方式
      cf.国立国会図書館は画像 電子図書館プロジェクトの概要
         利用しやすい方式にするべき
      利用しやすい順位は、1.テキスト、2.PDF
  3.参考:電子雑誌の現状
 2)リソース
   日本の電子出版国立国会図書館オンライン雑誌・熊本学園大学・カークマスデン
   Online Journals・北海道大学図書館Online Resource Locator
   立命館法学東京インターネットロージャーナル大原社会問題研究所雑誌
    *法律学に関してのリストはない。ぜひ皆さんが作ってほしい。
 3)文学中心に電子化の試み
   Project Gutenberg青空文庫プロジェクト杉田玄白 
 4)外国
   国際      Social and Human Science Online Periodicals
    合衆国の例 Academi Dissertation Publishers 

4.活字書籍
 1)図書館のリンク集
   ARIADNE Bookstores and LibrariesJump to Library
   日本国内図書館OPACリスト/ 日本国内の大学図書館関係WWWサーバ
     海外の図書館  
      日本と世界の博物館、美術館、天文台へのリンク集
   国立国会図書館 
 2)書籍の検索
      NDL-OPAC 国会図書館
      ブックポータル
  3)活字雑誌論文
   NDL-OPAC 国会図書館
    Nacsis-IR・国立情報学研究所
    ユーザー名とパスワードが必要
    付属図書館職員による代行検索・有料
 4)各分野毎の検索
   生成する目録データベース集成
      東京都人権啓発センター図書・ビデオライブラリー
   冤罪事件関係データベース
   社会・労働関係論文 法政大学大原社会問題研究所
   著作権情報センター
 5)CD−ROM
      法律判例文献情報
    付属図書館1階CDーROMコーナー

5.研究活動
 1)研究者の研究
   大学Webサイト資源・国立情報学研究所
   研究者総覧一覧
   学位論文を探す
 2)学会
   学協会情報発信サービス *学会誌の論文を探すことができる
     法学関係の学会
 3)大学
  「大学」に関する情報源 
  補・障害者版合衆国 

6.図書購入
 1)注意(日経パソコン 2000年1月24日号p.204より)
   売り手が信用できるか
   注文は控えをとっておく
   代金は前払いしない
   クレジットカードを利用する場合にはセキュリティシステムを確認する
    e.g.SSL(secure socket layer)
        ブラウザーの右下に鍵マーク、ホームページに認証マーク
       が表示される
 2)生協チャンネル  *学生の場合にはここがベスト
 3)オンライン書店のリスト
   ARIADNE BOOKS / 本をさがす 
 4)新刊書
    書店は異なっていても、書籍のデータベースは同じ
    したがって、使いやすい書店を使う
    データベースには品切れにもかかわらず表示されているので、信用はできない
    あえて使う価値のあるものをあげれば、電子的に在庫管理を行っている大手書店
    ここであれば、版元品切れでも在庫がある場合があり、それがわかる
  e.g.旭屋書店 *店頭受け取りなら送料無料 /紀伊国屋書店 /三省堂書店 
    ジュンク堂 *店頭受け取りなら送料無料 /丸善 /本屋さん 
 5)古書
    包括的なデータベースはない
    主要なものをいくつか検索する必要があるが、私の経験からすると効果は少ない
  e.g.法律専門書店:丸沼書店古書店案内紫式部Bizseek
 6)外国書
      直接注文だと早い、ディスカウントのものや複数発注なら安く付く
   単品注文ならば、生協の方が安い
   関連文献の推薦などのサービスがある
  e.g.amazon.com日本サイト)/Barnes and NobleBordersskysoft *日本語
 
 

Go to the
TOP PAGE