女性の雇用者率
女性の雇用率
総務省「労働力調査」より作成
「雇用者率」とは、15才以上人口に占める雇用者の割合を指しており、「女性比率」とは、雇用者全体に占める女性の割合を示しています。
なお、2020年国勢調査によって過年度の数値が補正されていますが、2021年までは当初発表の数値で表示しています。そのため、2021年と2022年は厳密には連続していません。

<解説>
雇用者率は、男性が1970年頃から横ばいあるいは最大時よりも減少しているのに対して、女性は一貫して上昇しています。
1953年に、男性は43.4%、女性は15.8%、女性比率は28%であったのに対して、2022年には、男性は61.5%、女性は48.4%、女性比率は46%となっています。
男性が18%程度の上昇に対して女性は33%と倍近くの上昇率です。
1970年と比較すると、1970年は、男性が57.8%、女性が27.0%、に対して、2022年は、男性が61.5%、女性が48.4%です。
50年間で、男性は4%弱の増加にとどまっているのに対して、女性は21%強の増加となっています。
その結果、男女比も、2022年は女性比率が46%と、ほぼ男女同数となっています。

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