合同ゼミアンケート集計

 

開催校から一言・・

 

各大学の皆さん、お疲れ様でした。今年の合同ゼミは初めての合宿式ということでしたが、当日までの打つ合わせや各班の発表・討論運営の準備、当日の活動等、皆さんの協力のおかげで成功できたと思います。たった1泊2日の合宿でしたが、報告でお互いの知識を深め、討論ではさまざまな視点から意見を交わし、夕食や懇親会では出し物等楽しい交流ができ、充実した時間であったと思っています。皆さんにもそのように思っていただけたら幸いです。

以下は、合同ゼミのときに各大学の先生方、各報告班の方にお願いしましたアンケートを質問ごとに集計したものです。皆さんの感じ方をそのまま伝えたいと思い、勝手ながら書いていただいたご意見の文章をそのまま載せさせていただきました。ご協力ありがとうございました。

 

☆プログラムについて  

    全体会形式の報告(各班30分)、分科会形式の議論(各班45分)についてどう思いましたか?

自分たちの合同ゼミの報告や討論の感想を書いてください。

 

【学生の感想】

* 比較的事前準備が十分でなかったわりにはよくできたと思う。レジュメはもう少し工夫したほうがよかったかもしれない。分科会ではなかなか白熱した討論となって、こちらとしてはうれしい悲鳴を上げていた。

*報告も分科会の後もう少し時間がほしかったです。

*分科会での進め方をもっと詳しく決めておくべきだった。分科会でたくさん指摘されはじめて気づくことが多く、大変勉強になりました。

*報告のとき「この文は後で読んでください」という大学が何校かありましたがそれでは全体の流れがつかみづらいので、そのように報告する大学は前もってレジュメを各大学に届けるか、HPにアップするなどの対策をしてほしかったと思います。分科会では学生が黙り、先生方が質問するといったことが目立ったと思います。もっと学生が発言しなければいけないと思いました。

*報告の時間が長いと言う意見と短いと言う意見が出た。

*もう少し討論の時間を長くしたほうがいい。

*全体会ですべての報告を聞くことができたし、その後の分科会も議論しやすい設定でした。自分たちのゼミの報告と議論は完璧とは言えませんが、この形式についてはよかったと思います。

 

【先生方の感想】

*報告時間はもっと短くてもよいかと思います。

*報告30分は少し長いかなと思います。

*報告時間、討論時間配分は妥当だと思いました。特に今日は分科会で分かれて少人数で討論できた点がよかったと思います。私のゼミの報告自体は、一定の水準に直していたと思いますが、分科会の運営や質問への応答については、大きな問題があります。とりわけ、報告の趣旨に反するような発言が報告班にだされた点は残念でした。担当教員の力不足を感じました。

*討論に問題がある。報告はそれぞれ力作であったが討論につては司会や対抗コメンテイターなどがあればもう少し論点が締まった。

*全体会の報告は20分程度でもよいのではないか。分科会での議論を活発にする工夫が必要度と思います。

*例年と比べて各大学、準備・報告とも充実していたように思う。

*報告については、大学ごとにいろいろ特色がありましたが、テーマとした課題について論点、大学の主張提示を報告のときにはっきり提示したものにするともっとよいのではと思います。でないと、分科会のときの議論がしにくいし、時間も足りなくなってしまうので。

 

 

 

◆プログラムの全体の流れや、会場設営(移動)についてどう思いましたか?

どういう点を持った改善すればいいと思いますか?

 

【学生の感想】

*全体会から分科会への会場設営をもっと工夫していけたらいいと思う。報告は20分ぐらいがいいと思う。

*よかった。

*皆が協力して素早くできたのでよかった。

*プログラムの流れは立命館大学の学生さんがとてもがんばってスムーズに進行できたと思います。会場設営については「協力してください」と言えばみんなが協力して動いてくれたのでよかったと思います。

*集合時間が守られていない。

*報告時間がもう少し短く、分科会がもう少し長いほうがよかった。

*会場設営も想像していたより簡単でよかったです。

 

【先生方の感想】

*結構うまく言ったのではないかと思います。

*思ったよりスムーズにいったように思います。会場のほうの協力も大きかったように思います。会場が変わったときにこんな風にうまくいくか少し心配です。

*プログラムの流れや分科会運営につてはスムーズでよかったと思います。とりわけ、分科会のための会場設営は大変だったと思います。

*テーマが多様である点はよいが、逆に全体の知識の差があり、討論を深める点ではマイナス面であった。一つ二つに絞ったテーマで対抗的な報告をもちあうことが出来ると思う。分科会に分かれることを考えると、ように思う。そうすれば関心のある人がより多く集まる分科会になるのでは。大きい分科会では出来ればマイクがほしかった。

*プログラム全体の流れにつては特に遅れなくスムーズに行われていてよかったと思います。

 

 

 

☆懇親会について

    懇親会についてどう思いましたか?時間配分はどうでしたか?

 

【学生の感想】

*非常によかった幹事大学の盛り上げに感謝します。

*とてもよかったです。

*楽しかった。

*時間配分については特に問題はなかったと思います。ただ、場所の問題で懇親会は部屋の中でやるものと思っていたので、結果的に成功しましたが予想外だったと言うことです。先生方が協力してくださったことには感謝します。

*出し物では景品が出るのでゼミ全体がまとまった。ほかのゼミと交流できてよかった。ロケット花火は回収が大変だ危険。

*よかったが少し長かった。

*途中の食器の片付けもスムーズでよかったです。お酒少し多かった気がします。でもどこの出し物も盛り上がり、司会(静岡大学)としてはほっとしています。時間配分もちょうどよかったです。

 

【先生方の感想】

*みんなよくがんばりました。

*よかったが、マイクがよく聞こえないところがあった。

*各大学が集まって、大変興味深く楽しい時間を過ごすことが出来ました。時間内分もちょうどよかったと思います。

*盛り上がってよかった。市大U部の漫才は声が聞き取れず、一番面白かったし味があったのに少し残念だった。

*司会者ご苦労様でした。ほかの宿泊者にも配慮するようにしてほしい。(花火)

*個人的にはテンションが高すぎたような気がします。年代の違いによる認識の違いか…。でも楽しかった。

*各大学の方同士が自然に活動できている感じで、非常によかったです。誕生日でのテーブル配置という案はこの意味では他大学の人とスムーズに話せるきっかけになっていたように思います。懇談会の出し物の最後のほうはみんな疲れてきダレがちになるので、時間配分をよりタイトに決めておいたほうがよかったのでは?

 

 

 

 

☆今後の合同ゼミについて

◆今年の合宿形式の合同ゼミについてどう思いますか?

来年の合同ゼミに向けての新たな要望や今年のこんなところを来年もしてほしいなどの感想を書いてください。

 

【学生の感想】

*分科会はよかったです。ぜひこれからも残してほしいです。複数のゼミで協力して一本の報告にするなどして、本数を減らしたほうがいい気がしました。プロジェクターがあったりするとかっこいいかも。

*事前の連絡等はうまくいっていたと思うのでよかったと思います。一泊するのも親交もとれて楽しかったです。

*バーベキューや出し物はよかった。

*昨年までの合同ゼミは合宿形式ではなく、いまいち盛り上がりに欠けたと聞いています。今回は合宿形式にして懇親会など、ともて盛り上がったと思います。来年も合宿形式の方が準備は大変でしょうがよいと思います。

*直前になってキャンセルが多すぎた。日帰りよりは合宿のほうが時間的に余裕があってよい。

*合宿形式でいいと思うが、二日目は一日目の疲れが少し残っていた。

*報告で金沢大学井上ゼミと大阪市立一部が同じ同時虐待で、続いているためその分科会にいけなくなります。この報告(分科会)を分けてそれぞれのところに行けるようにしてあげたほうがいいと思います。後は施設もよいところでよかったです。

 

【先生方の感想】

*初めての合宿にかかわらず、すばらしい出来に感謝しています。合宿形式だと報告や討論の時間をたっぷり確保でき、しかも夜の交流も出来るので大変でしょうが今後も続けたほうがよいと考えています。

*テーマを絞ること。合宿は準備が大変。特に龍谷はゼミの端境期となり、一番難しい時期となった。キャンセルの出ないように盛り上げ方が課題。

*合宿は可能な限り、続けてみたらよいと思う。各大学持ち回りで実施する。

*今年は開催校が何から何までやってくれましたが、当日の仕事にもっと他大学にもいろいろ分担してもらえればよいと思います。

 

 

 

☆その他の感想を自由に書いてください。

 

【学生の感想】

*開催時期に問題があったと思います。例えば、11月に実施していればゼミのときに議論するなどできますし、もっとキャンセルも少なかったと思います。

*分科会で意見を言うためにはある程度の知識をもっていることが前提となるため勉強不足を痛感した。

*ひとつのテーマを決めてもいいと思ったけど、今回のように様々なテーマをみんなで勉強できるのもいいと思います。

 

【先生方の感想】

*みんなよくがんばりました。

*ただし、花火に関して企画は大変ス場他椎と思いますが、ロケット花火も水平に発射し、他の人に迷惑をかけてしまったのは今後の反省材料でしょう。

*MLだけでは温度差がおおきすぎる。

*ゼミ生なしの参加でしたがみんなの報告議論を聞かせていただいて大変参考になりました。報告は多分三年の方が中心でなされたと思いますが、短い勉強時間の中でとてもまとまった報告をされているなあと感じました。時間が許せば来年以降も参加させて頂きたいと思います。

 

この感想項目では、開催校の立命館大学や懇親会の司会をしていただいた静岡大学に対したくさんの労いと感謝の言葉をいただき、ありがとうございました。その点の掲載については省かせていただいております。ご了承ください。

 

 

 

合同ゼミの活動を振り返って・・・・

 

初めての合宿形式でしたが特に大きな問題もなく終了できたことは、大変よかったと思います。上記の感想にもあったような具体的な事項に関しては、今年の反省として来年に生かしていただければと考えています。

今年のまとめというか反省として、2日間の流れを通して気になった点や皆さんからご意見が多かった点に関して以下に挙げたいと思います。

 

【全体会・分科会に関して】

*報告時間を各班30分ずつとしていましたが、これについてはもっと長くしたほうがいいという意見と20分ぐらいに短くしたほうがいいという意見が両方ありました。実際には、30分で全部の報告が終わらず時間の都合上、途中で終了していただいた報告班もあり、また報告が15分で終わった報告班もあったので時間配分については、分科会との調整もあわせて来年も検討していただきたいと思います。

*分科会に関しても時間配分のご意見がありましたが、もっと長く持ちたいという意見が多かったと思います。今回は施設の使用時間や報告の回数が多かったことなどの都合を踏まえると、各討論時間45分というのが取れる時間の最大限でした。討論時間をもっと取りたいのであれば報告の数を減らし、一つ二つのテーマに絞って対抗的な報告をもちあうとなどの工夫が必要だと思います。

*報告の順番についても『プログラム上同じような領域の報告は全体会を違えたほうがよかった』とのご意見がありましたが、確かに当日は類似したテーマを同じ報告時間に集めていたため、関心のある班の分科会に参加できないということがありました。同じテーマにまとめたほうが比較学習によいかと考えていたのですが、今年は順番をこちらで決めさせていただいたので、来年はこの点についても検討してほしいと思います。

*先生方のご意見として多かったのが、分科会の運営です。分科会では各報告ごとに分かれて討論をするため、その進め方を事前に各報告班にまかせそれぞれで工夫した運営・準備をお願いしていましたが、議論の活発化のための工夫や論点の絞込み、主張提示などに不十分な点がみられる分科会もあったようです。また、質問が先生からが多く学生の黙り込むという意見もありました。運営の工夫と同時に学生の意欲面の準備が必要だと思いました。

 

【運営面に関して】

*初日に、12:30から第1回の報告が始まる予定でしたが、集合や受付の準備が遅くなってしまいあわただしい始まりとなってしまいました。報告が始まるのが遅れるという事態のあったのでもっと時間に余裕を持つ必要を感じました。

*開催時期について、龍谷大学の方には、ちょうどゼミの端境期にあり都合の悪い時期になってしまったようです。年は10月か11月に行っていため問題はなかったよですが、今回は合宿形式ということで夏期休暇のほうがいいのではということでこの時期をなったのだと思います。時期に関しては来年度、このことも含んで検討しほしいと思います。

*懇親会については、静岡大学の司会の方の尽力もあり、大変充実した楽しいものとなったと思います。ただ、懇親会の出し物のあとに花火を用意していたのですが、予定していた時間より懇親会の時間が長くなってしまったため花火がほとんどできませんでした。出し物の時間配分をもう少し細かく決めておく必要があったと思います。

*花火についてはあまりできなかったようですが、ロケット花火の不適切な使用や騒ぎすぎたことが他の人に迷惑をかけてしまったようで今後の反省点だと思います。

*合宿当日直前のキャンセルが多かったことは残念です。もっと早めにはっきりと確定した参加人数の把握をしておく必要があります。

 

 

 

終わりに・・・

 

今年の活動は皆さんにとって少しでも意味のあるものであったでしょうか?それぞれ思うところがあるかと思います。

アンケートということで上記では反省点のようことばかり書いてしまいましたが、合宿形式にしたことで時間的余裕がもて、報告・議論に時間を多く充てられたこと、正直スムーズにできるかどうか不安だった全体会と分科会の会場設営の移動が皆さんの協力もありうまくいったこと、懇親会や夕食での交流など来年にもぜひ残したい良かったところもたくさんあったと思います。

当日までの何ヶ月間、打ち合わせにはMLだけを利用し打ち合わせをしてきましたが (先生方は学会等で会って何度も打ち合わせしていただいたそうですが)、正直大学によって合同ゼミに対する温度差があったように感じました。今後は学生同士の集まりを当日までに何度かもつとか、難しいでしょうが同じ大学なら複数のゼミが、二つぐらいの大学が主催者となって進めていくと言うことも検討してみてほしいと思います。

繰り返しになりますが、皆さん本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。これからの皆さんのご健康とご活躍をお祈りします。

 

立命館大学 社会保障法:山本ゼミ生一同