立命館大学 >>今月のことば

今月のことば

2018年8月 夏休みの子どもたち

 今年の夏休みには、子どもたちとの楽しい思い出ができました。娘のところは夫婦と小学1年生の孫、家族3人でやってきました。東京で飼っているかぶと虫のかごを持ってやってきて、京都にいるあいだにも、こまめに世話をしていました。
 彼がいちばん気に入っているのは、近くの高野川へ出かけることです。この川には、亀のかたちの飛び石があります。以前には、石と石が離れすぎていて、どうしても飛べない石があったのを、何とか這いつくばって渡っていました。今年は、ぴょんぴょんと軽快に飛んで川を渡れるようになっていました。
 この川には、めだかやカニやエビなど、小さい生きものがたくさん泳いでいます。今年はとりわけ暑い日がつづきましたが、川のなかに入ると涼やかな流れが足をくすぐり抜けていきます。夏の終わり、孫の置き土産のたくさんのメダカが今も我が家の水槽のなかで涼やかに泳いでいます。
 息子のところの小5と小2の男の子2人は、今年はじめて子どもたちだけで京都まで泊まりにきました。子どもたちにとっては、横浜から京都まで、はじめて自分たちだけで新幹線に乗る大冒険です。親のほうもハラハラ、ドキドキでしたね。
 二人は、あれもこれもと大荷物を持ってきて、まるで修学旅行の夜のようにまくら投げやふとんに飛び込んで、その日の夜は興奮してはしゃいでいました。翌日は、以前から行きたがっていた、映画村に行きました。わんぱくざかりの子どもたちのエネルギーには、とてもつきあえませんでしたが、トリックアートなどでは、ひさしぶりに私も童心に返って、楽しみました。
 昔、ちょうど同じとしごろのころに、兄と私の二人で親戚のおばさんのところに泊まりに行って、海に行ったことをなつかしく思い出しました。私の母が、1人で孫4人を連れてデズニーランドに行ってくれたことなども思い出しました。
 ちょうど少し前に岡崎の家で探しものをしていたときに、昔に子どもたちと一緒につくった手作り絵本を見つけたところでした。『ゆうとがまんちゃん』『ぴっかぴかのいちねんせいと ぴっかぴかのようちえん』『もうすぐ ゆうくん いちねんせい』『ちいちゃんのおたんじょう日』『うちのにわやいえ』などと題された絵本です。私自身もすっかり忘れていたものでした。
 手作り絵本を孫たちに見せると、興味津々でした。お父さんやお母さんにも小学生のころがあったのですからね。それで、絵本つくりを提案すると、「やる!やる!」とすごく乗り気になって、熱心に絵や文章を書きました。それぞれの思い出の絵本、世界で一冊だけの絵本ができました。

(写真) 映画村のトリックアート



ものがたり心理学研究所はこちら

ナラティヴと質的研究会はこちら


ネパール便りはこちら

スイス便りはこちら

「多文化横断ナラティヴ−臨床支援と多声教育」はこちら

今までの今月のことばはこちら

Copy Right やまだようこ Co.,Ltd. Since 2011