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第196回中国理解講座 「王陽明の描いた理想社会」
大場 一央 氏（早稲田大学 非常勤講師）
時間：14:00～15:30（13:30～受付開始）
場所：立命館孔子学院講義室＆オンラインライブ配信
講座概要
王陽明（1472～1528）の創始した「陽明学」は、人間の心を世界生成の主体とし、一人一人の生活によって、倫理的社会を下からつくりあげていこうとした。これに対し、そうした人間を萎縮させ、社会を衰退させてしまう要素を、「功利」と名づけた陽明は、社会的地位、金銭的利益、学問的博識を幸福の尺度とする「功利」を追求した結果、人々がみずからを見失って本当にしたいことが分からなくなり、人々と争って孤立してしまうことに警鐘をならした。陽明の理想とする倫理的社会とは、どのようなものだったのか。それをつくるために一人一人にできることは何なのか。日本人の人生観にも強い影響を及ぼした陽明学のエッセンスについて、資料と共に探っていきながら、現代のヒントとなる生き方を探っていきたい。
講師紹介
大場 一央 氏（早稲田大学 非常勤講師）1979年、北海道札幌市生まれ。
2002年、早稲田大学教育学部教育学科教育学専修卒業。
2009年、早稲田大学大学院文学研究科東洋哲学専攻博士後期課程中途退学。
2010年、博士（文学・早稲田大学）。
2010年より、早稲田大学、明治大学、国士舘大学等で非常勤講師。
研究分野は中国思想、日本思想。主に陽明学、水戸学を研究する。
著書に『心即理―王陽明前期思想の研究』（汲古書院）、『武器としての「中国思想」』（東洋経済新報社）等。
定員
教室：20名 オンライン： 70名（要事前申込）参加費用
無料お申込み受付期間
～5月24日（金）15時 ※定員になり次第、受付終了お申し込み方法
【ご注意】教室受講とオンライン受講はフォームが異なります。↓【教室受講】をご希望の方はこちらのフォームからお申込みください。
↓【オンライン受講】をご希望の方はこちらのフォームからお申込みください。
※お電話及び窓口でのお申込みはお受けできません。
※お申込み後のキャンセルは、受付メール内にあるキャンセル専用URLからキャンセルをしてください。（お電話でのキャンセルはお受けできません。）
※【オンライン受講】をお申込みいただいた方には、前日17時頃に孔子学院事務局から参加方法・Zoomへの招待メールをお送りします。 当日1時間前になっても届いていない場合は事務局（koza@st.ritsumei.ac.jp)までご連絡ください。なお、ご連絡いただく前に、念のため、迷惑メールフォルダ内もご確認ください。
会場のご案内
立命館大学衣笠キャンパス交通アクセス：https://www.ritsumei.ac.jp/accessmap/kinugasa/キャンパスマップ：
※画像をクリックすると詳細（PDF）が表示されます。
