弱点克服講座

  • TOP
  • 弱点克服講座

■■発音、文法、HSK作文をテーマにしたオンライン短期講座です。

■Zoomオンライン授業の受講にあたり、あらかじめ下記のマニュアルをご参照ください。
特に、マニュアル3ページ「準備編①」に記載の受講環境を必ずご確認ください。受講環境の不備によって受講できなかった場合でも返金等承りかねますのでご注意ください。
▶Zoom授業受講マニュアルはこちら


募集要項

日本語ネイティブのための中国語発音講座 日程・概要

レベルによるクラス分けを行います。
Aクラス(初級レベル)=立命館孔子学院中国語講座の初級Ⅰ、初級Ⅱ受講者、学習歴2年未満、中検4級以下
Bクラス(中級レベル)=同準中級、中級Ⅰ・Ⅱの受講者、学習歴3年以上、中検3級レベル
※各クラス定員:12名

【日程】
Aクラス Bクラス 時間(A・Bクラス共通)
第1回 8/27(火) 8/28(水) 19:00-20:30
第2回 9/3(火) 9/4(水) 19:00-20:30
第3回 9/10(火) 9/11(水) 19:00-20:30
第4回 9/17(火) 9/18(水) 19:00-20:30
90分×4コマの連続講座(コマ単位の受講不可)
※Zoomを使ったオンライン授業です。全国どこからでも受講可能です。

※Aクラス、Bクラスの同時受講は不可です。同時申込された場合はいずれの申し込みも強制的にキャンセルします。
※明らかに対象レベルと異なるクラスに申し込まれた場合は受講をお断りすることがあります。

Aクラス(初級レベル)
【講師】金子真生 先生

【授業内容】
中国語を学んでいるけれど、いまいち発音に自信が持てないという方、一緒に勉強しましょう。ピンインを再点検して、なぜ自信が持てないのか、なぜネイティブに通じにくくなるのか、検討していきます。学習の焦点を定めるため、対象レベルをご確認の後申し込みをお願いいたします。毎回録音を提出していただきます(任意)。

【各回の予定】
8月27日 レベルチェック、声調・単母音を再確認
9月3日   複母音の注意点、詩の朗読
9月10日 子音の注意点、物語の朗読
9月17日 発音の総確認、まとめ

Bクラス(中級レベル)
【講師】金子真生 先生

【授業内容】
発音も不安、中国語も聞き取れない、続けていても伸びている感じがしない。そんな方のヒントになればいいなと思う講座です。自分の発音が定まっていないと、リスニングにも大きな影響を及ぼします。まずは初級レベルの発音を再確認し、さまざまな素材を使った音声トレーニングをしていきましょう。集まった方のレベルを初回で確認後、柔軟に教材を選択できればと考えています。毎回録音を提出していただきます(任意)。

【各回の予定】
8月28日 レベルチェック、発音の確認
9月4日   日常会話の文でトレーニング・記号を使って読み方をチェック
9月11日 詩の朗読でトレーニング・遅いスピードで読む際の注意点
9月18日 物語でトレーニング・相手に伝わる発音とは

初級/中上級文法講座 日程・概要

レベルによるクラス分けを行います。
初級レベル=立命館孔子学院中国語講座の初級Ⅰ、初級Ⅱ受講者、学習歴2年未満、中検4級以下
中上級レベル=同準中級、中級Ⅰ・Ⅱ以上の受講者、学習歴3年以上、中検3級以上レベル
※定員:各回15名

【レベル・日程・講師・テーマ】
対象レベル 講師 テーマ 時間 授業日
初級 田中弥生 【文法A】数の表現 12:30-14:30 8/24(土)、8/31(土)
※両日の講義内容は同じです。どちらか1日のみにお申込みください。
【文法B】存在と所有の文 14:50-16:50
中上級 前田恭規 【文法A】方向補語の意味と語順の違い 12:30-14:30 9/7(土)、9/14(土)
※両日の講義内容は同じです。どちらか1日のみにお申込みください。
【文法B】方向補語を伴なう構文 14:50-16:50
【講座概要】
■8/24(土)、8/31(土)田中弥生 先生■
【初級文法A】数の表現
漢数字で書くと、1から99までは日本語と同じですが、100以上は違いがあります。また同じ数でも、「零」「○」の使い分け、数字のみと量詞(単位)をつける場合とは違ってきます。
まず年月日・時刻・年齢・身長・値段などの表現を、カレンダーや広告などの資料を用いて練習します。
さらに一歩進んで、時点(いつ、時刻:【例】先週、午後1時半)と時量(どのぐらい、時間の長さ:【例】1週間、1時間半)の文の問題演習と解説も行います。

【初級文法B】存在と所有の文
存在を表すには①「A+在+場所」②「場所+有+(数量)B」の文型を用います。特定のモノやヒトの存在は「他的电脑在桌子上(彼のパソコンが机の上にある)。」といい、不定のモノやヒトの存在は「桌子上有两台电脑。(机の上にはパソコンが2台ある)。」と表現されます。また「他有两台电脑(彼はパソコンを2台持っている)。」という所有の文型③「C+有+所有物」も動詞「有」を使います。
先に「方位詞:【例】食堂里(食堂の中)」を使った場所および数量の表現の解説を行ってから、「在」「有」の例文と問題演習を通して文型を身につけていきます。

※Zoomには「ビデオON」「マイクOFF」で参加し、質問や指名されて発表、発音練習のときに「マイクをON」にしてください。
※事前に配布するプリント教材に書き込む形で授業を進めます。ご自身でプリントアウトして受講してください。予習は必要ありませんが、一部の例文は「ピンイン」のみ書いてありますので、授業中に簡体字を確認していきます。その際、辞書(紙・電子・webいずれも可)が必要です。一緒に勉強し、中国語の文法力を高めましょう。授業時間内に質問も随時受け付けます。

■9/7(土)、9/14(土) 前田恭規 先生■
【中上級文法A】方向補語の意味と語順の違い
方向補語は「飛び出していく」や「持ち帰ってくる」のような類似した言い回しが日本語にもあるため、直感的には理解しやすい表現です。しかし実際に文の形で使ってみようと思うと、どの方向動詞を使えばいいのか、“来”“去”を付けた方がいいのか、目的語はどこに置けばいいのか、“了”は必要なのかなど気になるポイントが多くあります。文法Aでは、目的語の種類による語順の違いと、語順の違いがもたらす意味の違いを整理し、その上で補語“来”“去”が果たしている役割を解説します。また“醒过来(目覚める)”のような「派生義」と呼ばれる方向補語の用法も確認します。様々な方向補語の例に触れながら、日常の動作を方向補語を付けた形で表すことができるよう一緒に練習していきましょう。

【中上級文法B】方向補語を伴なう構文
方向補語は複文の中で用いられたり、“前面走过来一个人(前から一人の人が歩いてやって来た)”のような「存現文」や、“把书买回来了(本を買って帰ってきた)”のような「“把”構文」の中に用いられることも多くあります。また、“走不进去(歩いて入って行けない)”といった可能補語を構成する要素の一つでもあります。文法Bでは、こうした方向補語を伴なう各構文が持っている特徴を取り上げて、その構文の中で方向補語がどのような役割を果たしているのか解説します。初級の文法ではばらばらに学習していくそれぞれの構文ですが、この講座でなぜ方向補語が使われるのかという観点から各構文に共通する点をつかみ、方向補語の用法を知ると同時に各構文の理解も深めていければと考えています。

※Zoomには「ビデオON」「マイクOFF」で参加し、質問や指名されて発表、発音練習のときに「マイクをON」にしてください。
※受講資料は事前にメールにてお送りいたします。ご自身でプリントアウトしてご受講ください。特に予習などは必要ありません。

HSK作文トレーニング 日程・概要

【日程】
8/31(土)12時30分~16時50分
9/7(土)12時30分~16時50分
※上記時間には休憩(20分程度)が含まれます。
※1日単位の申込となります。
※両日の講義内容は同じです。どちらか1日にお申込みください。
※定員:各日7名

【講師】
王大川先生

【講座概要】
本講義は、HSK試験4-5級レベル(中検3級相当)の学習者を対象とするもので、HSKの「書写」部分に焦点を絞って、過去問題に取り組むことで中国語作文能力のレベルアップを目指します。
事前に受講者の方に作文の課題を配布し、開講日までに提出していただきます。当日には、HSK5級「書写」部分の問題形式の確認や出題傾向・受験対策解説を行い、事前提出の作文課題についてフィードバックします。また、リアルタイムで過去問を用いた作文トレーニングも行う予定です。


受講料

一般 立命館関係者(教職員(現・元)、卒業生)、他校学生 立命館大学在学生
日本語ネイティブのための
中国語発音講座

90分×4回
6,000円 4,500円 3,000円
初級/中上級文法講座
文法A、文法B
各1コマ(120分)
2,000円 1,500円 1,000円
HSK作文トレーニング
1日(240分)
4,000円 3,000円 2,000円
※受講料は前払いです。

振替受講について
2024年度前期中国語講座を受講された方は、初級/中上級文法講座(1コマ分)のみ欠席分の振替が可能です。詳細につきましては、こちらをご覧ください。
振替受講については全受講者に事務局からメールにて案内をお送りしていますので、そちらもご参照ください。

お申込み方法


※受講申込フォームは、申込受付開始日の正午(12時)から表示されます。
※キャンセルする場合は、「仮登録受付完了」メールに記載のキャンセル専用URLからキャンセルをしてください。お電話やメールでのキャンセルはお受けできません。


お申込み受付期間

2024年7月12日(金)正午~2024年7月31日(水)正午
※定員に達した講座から受付を締め切ります。

講師一覧

写真 氏名 略歴
JINZI ZHENSHENG
金子 真生
かねこ なおき
二松學舍大学大学院博士前期課程(中国学)修了。 専門学校や大学等で中国語(入門~中上級、翻訳)教育担当。ゲームやニュースの翻訳や、通訳案内士として、地域のボランティアガイド養成にも携わる。
TIANZHONG MISHENG
田中 弥生
たなか やよい
中国西北大学文博学院歴史学専攻卒業、奈良女子大学大学院人間文化研究科博士後期課程単位取得退学。専門は中国現代文学。専門学校で中国語学科や中国人留学生の授業を担当したのち、2007年より帝塚山学院大学、関西大学、近畿大学などで非常勤講師として勤務。2024年より立命館孔子学院中国語講師。
QIANTIAN GONGGUI
前田 恭規
まえだ やすのり
東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程修了、東京大学博士(学術)。専門は中国語現代文法。2010年北京語言大学留学、2023年日本中国語学会学会奨励賞受賞。明治学院大学、成蹊大学、東京大学中国語非常勤講師。
WANG DACHUAN
王大川
おう たいせん
中国遼寧省出身。1999年来日。京都大学大学院経済学研究科経済システム分析専攻博士後期課程研究指導認定退学。京都大学博士(経済学)。2013年後期より立命館孔子学院の中国語講師を担当。