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立 命 館 法 學

 

2006年 第6号


 
     
論     説
「立川自衛隊宿舎反戦ビラ入れ事件」に関する小考
――刑法の立場から――
安 達 光 治
米国における秘密交通権をめぐる法的状況 指 宿    信
グローバリゼーションと国際組織犯罪 上 田    寛
ドイツにおける表見代理法律行為説(Rechtsgeschaftstheorie)の再興
――メルクト(Merkt)の唱える「法律行為説への回帰」を中心に――
臼 井    豊
承継的共同正犯における因果性 金    尚 均
最終手段としての未決拘禁 葛 野 尋 之
ファイナイト保険の法的性質 竹 M    修
刑事弁護人の真実義務序論 辻 本 典 央
狭義の共犯の成立要件について
――「中立的行為による幇助」および「必要的共犯」の問題を素材として――
豊 田 兼 彦
アメリカのヘゲモニー ──ひとつの史的脈絡化── 中 谷 義 和
認知制度は誰のためにあるのか  ――認知推定方法説の試み―― 二 宮 周 平
ドイツ少年行刑の新しいモデル 比 嘉 康 光
「社会安全政策論」の基本的性格に関する一考察 本 田    稔
被害者による加害行為と暴行および正当防衛の成否 松 宮 孝 明
後発顕在型不法行為と民法724条後段の20年期間の起算点
――規範的損害概念の提唱及び公訴時効との異同について――
松 本 克 美
景観保護と不法行為法
――国立景観訴訟最高裁判決の検討を中心に――
吉 村 良 一
イギリス1984年警察・刑事証拠法期における
告発前の取調べの終了時点について
和 田 進 士
司法改革論議における「常識」の位置 渡 辺 千 原
久岡教授インタビュー
――立命館大学で学び働いて――
聞き手:生田勝義

久岡康成教授略歴・主な業績




第310号