前号索引次号

立 命 館 法 學

 

2011年 第3号


 

論     説

     
警察への虚構犯罪通報は偽計業務妨害か? 生 田 勝 義
自由刑と選挙権(下)
――オーストラリア選挙法の新局面――
倉 田  玲
刑事手続におけるNemo tenetur原則(3)
――ドイツにおける展開を中心として――
松 倉 治 代
建物の安全性確保義務と不法行為責任
――別府マンション事件・再上告審判決
(最判2011(平23)・7・21)の意義と課題――
松 本 克 美
代理懐胎問題の現状と解決の方向性(2)
――日韓の比較を通じて――
金  成 恩
テロリズムの民間人犠牲者をめぐる歴史的動向の時系列分析
――標的ごとの連動と地域別の特色――
西 村 めぐみ
戦後日本における外務官僚のキャリアパス
――誰が幹部になるのか?――
竹 本 信 介
判 例 研 究
刑事判例研究 8
家庭裁判所から精神鑑定を命じられた医師が,ジャーナリストに対し,
供述調書等を閲覧させるなどした行為が,秘密漏示罪に当たるとされた事例
(奈良地判平成21・4・15判時2048号135頁,有罪・控訴)
刑 事 判 例 研 究 会
松 宮 孝 明
民法416条1項の「通常生ずべき損害」と損害軽減義務
(最高裁第2小法廷平成21年1月19日判決(平成19年(受)第102号損害賠償請求本訴,建物明渡等請求反訴事件)民集63巻1号97頁)
山 田  希
研 究 ノ ー ト
大審院(民事)判決の基礎的研究・2
――判決原本の分析と検討(昭和3年8月分)――
木 村 和 成
資     料
イルムトゥルード・ヴォヤーク
フリッツ・バウアーと1945年以降のナチ犯罪の克服
本 田 稔
朴 普 錫
(共訳)

第337号