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立 命 館 法 學

 

2016年 第2号


 

 論     説   

最高裁と「司法的ステイツマンシップ」論
 ――立法事実変遷論と司法的救済を手がかりに――
坂 田  隆 介
ドイツの民主政における阻止条項の現在(3・完)
 ――自治体選挙と欧州選挙の阻止条項への違憲判決を契機として――
植 松 健 一
間接正犯論の歴史的考察(1)
 ――目的なき・身分なき故意ある道具を素材に――
市 川    啓
白紙書面の濫用補充と交付者の法的責任(2・完)
 ――BGB 172条類推適用法理の意義・可能性と限界を中心に――
臼 井    豊
損益相殺における「利益」概念の再検討
 ――控除否定根拠としての「不利益性」可視化論――
松 本 克 美
「人殺出入」(二・完)
 ――江戸幕府評定所における刑事事件の審理とその特徴――
大 平 祐 一
紹     介
クラウス・ティーデマン
 記念論文集の紹介(5・完)
刑法読書会
松宮孝明
経済刑法研究会(共編)
浅田和茂
資     料 
戦後70周年記念国際学術シンポジウム「欧州連合司法裁判所の役割」
一 はじめに
出 口 雅 久
二 ロルフ・シュトゥルナー
   国内法に対するEU 司法裁判所の裁判の影響力
川 中 啓 由 (訳)

第366号