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立 命 館 法 學

                                                        ISSN 2434-1975

2024年 第3号


 

Table of contents

論    説
ドイツにおける建設計画法上の第三者保護の現状 湊  二 郎
経済犯罪(あるいは犯罪一般)の実質的違法性ないし
「社会侵害性」について
松 宮 孝 明
中国共犯論の展開に関する歴史的考察(2・完)
 ――ソビエト刑法との繋がりを中心に――
宋  思 霖
悪質・危険な運転行為に関する犯罪の日英比較(3)
 ――日本における危険運転致死傷罪を中心に――
方  牧 雲
石綿関連疾患の損害賠償債務の遅延損害金の起算日と
損害賠償請求権の消滅時効起算点の関係
松 本 克 美
最高裁判所における口頭弁論の透明化・活性化・実質化 平 野 哲 郎
中国の民事公益訴訟における検察機関の位置付けおよびその行方 徐  文 海
ガバナンス論を包摂するアソシエーション論
 ――コミューンの可能性――
堀  雅 晴


判 例 研 究
被保険者の過去の傷害保険金請求の回数の多さなどが
保険法30条3号にいう重大な事由の評価根拠事実になり得るとして、
包括条項に基づき重大事由解除を認めた事例に関する考察
(横浜地判横須賀支令和3年4月16日自保ジャーナル2096号132頁)
山 田 拓 広


研 究 ノ ー ト
大審院(民事) 判決の基礎的研究(大正12年9・10・11月分)
 ――判決原本の分析と検討――
木 村 和 成


書    評
立命館大学法学叢書第26号
 須藤陽子著『即時強制と現代行政法理論』
  ――行政法各論警察行政法の構築を視野に
     「強制」に係る現代行政法理論の在り方を問う――
荻 野  徹


資    料
トーマス・クラウセン
 ローラント・フライスラーとイェーナ大学法学部(1)
本 田  稔(訳)

第415号