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英米文学専修![]() |
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○ 少人数指導による英語力の養成 立命館大学文学部文学研究科英米文学専修では、より高度な英語力と文章理解力、また論理的な思考力を備えた卒業生を送り出すべく、少人数指導に徹底した指導をしています。授業は、学生の発表を軸にしたテクスト研究と討議を主にし、修士論文、博士論文作成にあたってはほぼマン・トゥー・マンの指導がなされます。各自の論文作成の指導が万全になされることは、本専修の誇りとするところです。コースによって、英語論文と日本語論文を選ぶ可能性があります。 ○学生の研究テーマ 指導担当には、イギリス文学、アメリカ文学、カナダ文学、英語学の専門家をそろえ、ジャンルも小説、詩、演劇、文化・フォークロア、英語学と幅広くカバーし、学生の多様な研究テーマに対応しています。他大学との学術交流によって、交換授業を利用することも可能です。学生の研究テーマ設定は、本人の興味と努力に応じてかなり自由であるといえます。 ○研究成果の発表 本専修では、大学院生と教員が運営する「立命館英米文学会」があります。毎年六月に学会を開き、講演と研究発表によって互いの知識を深め、刺激を与え合います。大学院生は学会紀要に論文を投稿でき、業績作りに役立てることができます。研究成果を学会で報告したり、学術雑誌に投稿したりする機会が身近にあることは、ひじょうに重要です。 ○英米文学専修の考え方――勉強したい人のガイドとして <よく読むこと> <ひろく読むこと> <正しく、自由に読むこと> <読んで思考したことを、明確に記述すること> そうした機会を与え、能力を養うのが英米専修です。一人ひとりが、「何を勉強し、明らかにしたいことは何か」を自覚して、自ら学問の道を歩んでほしいと思っています。英米文学専修は、勉強したい人をよりよい方向へ案内し、援助する場です。 ○大学院生活 少人数の教育方針の下で、院生は忙しく充実した日々を送っています。各種の奨学金やティーチング・アシスタントの機会によって、経済的援助と学問を教える経験を得ています。それらの好機に恵まれやすいのも、少人数であればこその特色です。 ○多彩な進路 * 卒業後の進路は、留学、研究者などはもちろんのこと、教職や企業への就職など、多様です。在学中には、立命館の複数の海外協定校との交換留学もあり、可能性は大きく開かれています。少人数による緻密でアットホームな指導と、院生の可能性を最大限に生かす制度のバックアップ、この二つが大きな特色です。 培われた英語力と、多文化的な思考、綿密な表現能力は、様々な職業で重要視されるでしょう。 * 中学校、高等学校の教職につく人も少なくありません。生徒の心に響く授業ができる先生になるため、確かな英語力と文化的背景の知識、文学・語学の素養を大学院で身につけてください。 * 後期課程に進学する研究者希望の学生は、助手やティーチング・アシスタント、授業補助の経験をつみながら研究と学会活動を充実させていきます。後期課程修了者は、立命館大学を含めた各大学で活躍しています。 |