第597号

   長田豊臣教授退職記念論集


長田豊臣教授近影



木村 一信

長田豊臣教授 略歴 業績目録

歴史叙述における「事実の正確さ」について

大戸 千之

ボイオーティア戦争
   ― 前三七五年の平和までの政治過程 ―

中井 義明

「民衆異端」パラダイムの再検討
   ―二項対立を越えて ―

小田内  隆

ルターの公会議論とその影響について

渡邊  伸

中世後期ドイツ・スイス都市における犯罪について
   ― 新しい研究動向にふれて ―

佐藤 專次
ジャンボ
   ― その生涯と人気の秘密 ―


井上 正美

一八四六年ケルン騒擾事件

若原 憲和

ジョージアにおける奴隷制への転換
   ― 土地付与政策と奴隷ヘッドライト ―


西出 敬一

「マンチェスター=ロンドン枢軸」の逆襲?
   ― イギリス東インド貿易商人のロンドン銀行計画(一八三六〜五三年) ―


川村 朋貴

アンテベラム期のネイティビズムと国民形成
   ― 「真のアメリカ人」像に見るアメリカ生まれの労働者の文化 ―

森脇 由美子

「アメリカ・インディアン改革」から「植民地改革」へ
   ― 人種マイノリティ「改革」者のハワイ・フィリピン・プエルトリコ「改革」への関与(一九〇〇〜一九一〇年) ―

宮下 敬志

アメリカ史記述の越境化と日本人の国際移動
   ― 移民史の枠組みの解体と再構築に向けて―

米山  裕

ドイツ「零時」の表象
   ― 瓦礫と廃墟の記憶 ―

高橋 秀寿

畏友長田豊臣教授の総長御退職を祝って

西川 長夫

 

 


2007 年2月
立命館大学人文学会