第681号

立命館文学

高橋秀寿教授退職記念論集

中川 優子
高橋秀寿教授 学歴・職歴・業績
古代エジプトによるヌビア統治が生みだしたもの
― 上ヌビアのサイを中心に ―
田中 延和
前4世紀アテナイ社会における亡命者の実態
― 外国人自身の碑文を手がかりに ―
篠原 道法
「ユスティニアヌスのペスト」をめぐる議論
~「最大化主義者」対「修正主義者」?~
小林 功
中世のイエメンと酒あるいは発酵飲料 馬場 多聞
ハイル・ムハンマドについて
マクラーンにおける定着アフガン人の交易活動の一側面
小澤 一郎
ドイツの性病展覧会と啓蒙の医学
― 第一次世界大戦前夜の性病撲滅運動 ―
村上 宏昭
戦後ドイツの国民的アイデンティティ形成
中央位置・過去の克服・憲法愛国主義
野上 俊彦
東ドイツにおける“アンネ・フランク”の理解と受容
― 西ドイツとの比較からその社会的機能を考える ―
田中 直
広島の復興は「希望」をもたらすか
― 1980~2000年代における、「復興」の語りの形成と変貌 ―
西井麻里奈
道東地域における望郷と故郷の創造
― 北海道中標津町の地域誌『北のふるさと』から ―
番匠 健一
桜と「国民」 中本真生子
第681号掲載論文要旨