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立命館人文学会
 

立命館大学人文学会は、立命館大学文学部における学問研究の発展・深化と普及を目的と して、文学部の教員・院生・学生によって構成された学会です。

当学会の活動は、1934(昭和9)年「立命館文學」の創刊に始まっています。この 「立命館文學」は、斯界の評価も高く、月刊にて定期的に発刊されていましたが、戦争の拡大するなか、1940(昭和15)年10月には、ついに第60号の 刊行をもって一時中断のやむなきにいたりました。しかし戦後間もない混乱期の1947(昭和22)年7月には、早くも『立命館文學』第61号の刊行を再開 し、今日にいたっています。

1952(昭和27)年1月に、学会は立命館大学「人文学会」として正式に発足。会則 を制定しました。1969(昭和44)年には、新たに学生部会が発足し、更に充実した学会に発展しました。

人文学会の主要な活動は、『立命館文學』の刊行と教員・学生の研究・学修の助成におか れています。『立命館文學』に掲載された研究論文は、専任教員の論文をはじめ、学部学生の卒業論文や院生の修士論文の出色のもの、及び院生のおこなった書 評や学界動向の紹介、さらには卒業生や非常勤講師の研究論文も数多く掲載されています。発表された研究論文の内容は、わが国の各分野の学界において高い評 価をうけているものが多く、『立命館文學』の学会誌としての水準高さを示しています。「立命館文學」の発行は、2014(平成26)年3月現在で、第 637号に及んでいます。

『立命館文學』に掲載されている研究論文や、修士論文・卒業論文・博士論文(概要紹 介)・書評・学界動向などは、教員の講義・演習に生かされ、また学生のグループ研究・個人研究の参考に供されていますが、今後ますますひろく活用されるこ とを期待しています。

「人文学会」はまた院生・学生の自主的研究の助成をも目的としており、そのための事業 として、学生部会による研究誌の発行、あるいは公開講演会の開催なども行っています。 学生諸君は人文学会委員を選出し、それを通じて学会運営に参加することとなっています。みなさんが学会活動に深い関心をもち、積極的に参加されることをつ よく望みます。