JASRAC寄附講座

コンテンツ産業論

〜クリエイティブな現場からコンテンツのプロデュースを考える〜



ご挨拶

社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)

政府は知的財産立国の実現に向けて、2002年11月「知的財産基本法」を制定し、2003年3月に同法に基づき知的財産戦略本部を設置、同年7月には「知的財産の創造、保護及び活用に関する推進計画」を発表しました。これにより、今後のわが国の文化・経済の発展の基盤となる“知的財産”の保護・活用の枠組みが整い、制度改革に向けた具体的な方向性が示されたことの意義は大変大きいものがあります。

音楽、映画、アニメ、ゲームソフトなどのコンテンツはわが国の重要な知的財産であり、世界的にも高い評価を得ております。創造されたコンテンツは、適切に保護され、有効に活用されることにより、また新たなコンテンツの創造につながります。このような知的創造サイクルをつくりあげ、コンテンツビジネスの活性化を図ることが緊急な課題となっています。

このような状況の中で、大学知的財産本部整備事業のモデル校に選定されている立命館大学が、産業社会学部において「コンテンツ産業論」をテーマにしたJASRAC寄附講座を開設することは、JASRACにとって望外の喜びであり、コンテンツ産業にかかる人材育成につながり、ひいてはコンテンツビジネスの活性化に寄与するものと確信しており、大いにその成果が期待されるところであります。

なお、この寄附講座は、著作者等の権利の保護及び音楽著作物の利用の円滑を図るとともに、著作権思想の普及と音楽文化の振興・発展に貢献することを目標としているJASRACが、公益的文化事業の一環として実施いたします。


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