専門特殊講義SO(2007年度後期 金曜日4限) ![]() 映画『誰も知らない』(2004)や『花よりもなほ』(2005)などで知られる是枝裕和監督が担当する講義「専門特殊講義SO 映像論」が、2007年度も幕を開けました。 「佐々木昭一郎という人は、同時に、佐々木昭一郎というジャンルである」 当時大学生だった是枝監督は、ある一本のテレビドラマに衝撃を受けます。その作品を作ったのは、元NHKディレクターで映像作・演出家の佐々木昭一郎氏でした。 フィクションなのか、ドキュメンタリーなのか、ドラマなのか、映画なのか。学生たちは、何の説明も筋書きもなく進んでいく物語に対して抱いた想いを各々口にしながら、是枝監督の言葉に真剣に耳を傾けていました。 |