JASRAC寄付講座コンテンツ産業論

コンテンツ産業論 キーワード解説

著作権

(近日加筆予定)

参考図書

福井健策(著)2005『著作権とは何か:文化と創造のゆくえ』集英社

岡本薫(著)2003『著作権の考え方』岩波新書

中山信弘 (著)1996『マルチメディアと著作権』岩波新書

コンテンツ産業

(近日加筆予定)

日本のポピュラー音楽文化

(近日加筆予定)

放送と通信の融合

「放送と通信の融合」とは何かと聞かれると、「テレビにインタラクティブ機能がつく」といったイメージを持っている人が多いのだが、現在問題となっている放送と通信の融合とは、一言で言えば「放送業界が権利と作成ノウハウをもっているコンテンツを通信メディアを通じて送信する」ということである。コンテンツ作成に関しては通信業界は、長年にわたりコンテンツ(ドラマ、バラエティ、アニメ、報道等々)を蓄積させてきた放送企業にはとうてい力が及ばない。こういった膨大なコンテンツを通信メディアを通じて再送信できるようにするための仕組みが、現在模索されているのである。

放送企業が持つコンテンツの再送信のニーズは非常に高いと言われているが、様々な障害があり、現在のところスムーズに進んでいるとは言えないのが現状である。第1回講義の甲野氏は、最大の問題は「放送局側に、そもそもネットで利益を上げるビジネスモデルが無かったことに尽きる」と言う考えである。

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