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カリキュラムについて

人間科学諸学の「融合と連携」をはかり、新たな対人援助実践学の創造をめざす。

対人援助の幅広い領域に人間科学の視点からアプローチ
 応用人間科学研究科の教育・研究の対象は「対人援助の科学」です。これには、直接援助の技法と理論だけでなく、援助者の援助(間接援助)、援助システムの構築なども含まれます。  本研究科は、こうした一連の対人援助の諸分野における高度職業人の養成をめざしています。  さらに、より高度な研究・実践の推進をめざし、心理・教育相談センター(Ritsumeikan Counseling Center)、人間科学研究所、学術フロンティア推進事業(対人援助と人間環境に関する総合研究プロジェクト)と積極的に連携しています。

臨床心理学領域と対人援助学領域の二つの体系的カリキュラム
 本研究科は次の2つの領域を開設しています。対人援助のマクロ展開を社会科学的な視野のもとに見通し、臨床実践というミクロ展開(個人の人格的充実)における環境設定をメゾ・フィールド展開として捉え、そこにおける直接的、間接的対人援助活動を、権利擁護の視点と人間科学の方法を用いて解明することを重視します。  各々の領域に対応した高度職業人の養成を目標としています。そのため、社会科学的なマクロ的視野と対人援助技術を有機的に結びつけることを重視したカリキュラムを設けています。

演習を中心にした高度な知識・技能を培うカリキュラム
 カリキュラムは対人援助の臨床的実践に学び、高度専門職にふさわしい知識・技能を身につけていけるようデザインされています。  「臨床心理士」については(財)日本臨床心理士資格認定協会の定める平成13年度以降適用のカリキュラムに対応したカリキュラムを設置し、「臨床心理学領域」は協会による第一種大学院の指定を受けています。  「教育職員専修免許状」は中学校専修・社会/高等学校専修・公民取得の所要資格が得られるカリキュラムを用意。現職教員の免許状取得支援も視野に入れています。

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立命館大学応用人間科学研究科