「立命館大学人文科学研究所紀要No.94」 (2010年3月)
目次
暴力からの人間存在の回復
人間であることの野生に向けて ─内なるカマラを思い、カマラを生きる─ |
鳶野 克己 | (1) | |
人間存在の回復についての試論 | 加國 尚志 | (25) | |
Spontaneous Shrines, Memmorialization, and the Public Ritualesque | Jack Santino | (51) | |
自発的祭壇、記念化、公共のリチュアレスク | ジャック・サンティノ (訳 佐藤渉) |
(67) | |
『自由論』におけるシェリングの人間性の観念 | エルケ・ハーン (訳 加國尚志) |
(81) | |
サルトルとレヴィナスにおける言語と主体の問題 ─呼びかける/応答する主体─ |
小松 学 | (105) | |
アンリとリオタールにおける触発感情 ─感情の暴力性と回復についての試論─ |
小菊 裕之 | (129) | |
死と共同存在 | 黒岡 佳柾 | (153) | |
暴力による死からの回復 ─吉本ばなな『キッチン』からみる死との向き合いを巡って─ |
近藤 正樹 | (181) |