
企業および国・地方自治体からの受託研究、共同研究、技術相談等。
[2]主な研究開発分野
(1) 生産分野
生産分野で従来は取扱いが困難であった柔軟物などのハンドリング、超高速運動による作業実現、多種多様なセンサによるロボットの知能化等、新しい生産技術をロボットによって開拓します。生産分野としては工場等の工業製品生産のみならず、農林水分野での生産も含めた広い分野を想定します。
研究開発例
省エネルギーSCARAロボット(川村研)
センサ統合によるロボット制御(川村研)
超高速パラレルリンクロボット(永井研)
マイクロ振動輸送装置(平井研)
油圧プレス装置(玄研)
マンマシンシナジーエフェクタ(マンマシンシナジーエフェクタズ株式会社)
ロボットビジョンシステム(株式会社三次元メディア)
(2) 極限作業分野
海洋、宇宙、原子力等の人間には困難な作業をロボットが行う分野です。本センターでは、ロボット遠隔操縦システム不整地移動、屋外重量物作業、水中移動、水中ハンドリング、高所作業、工場内での重量物ハンドリング等々に利用可能なロボットを開発しています。
不整地移動ロボット(平井研)
対地適応型移動ロボット(馬研)
双腕搭載型水中ロボット(川村研)
高機能水中グリッパロボット(川村研)
油圧パワーショベルの制御(玄研)
遠隔操縦指ロボット(小澤研)
レスキューロボット(李研)
(3) 医療福祉分野
医療用ロボット、診断用ロボット、福祉用ロボット、リハビリ用ロボット、トレーニングロボット等を開発しています。本センターでは、他の研究センターとも協力して人間の生理計測、運動計測等も利用した新しいロボットシステムを構築しています。
エスコート型リハビリロボット(永井研)
体内移動ロボット(野方研)
小型把持鉗子(野方研)
車いすロボット(手嶋研)
極軽量柔軟アーム(川村研)
平行感覚実験装置(牧川研)
運転中心電計測(牧川研)
(4) 生活支援・サービス・コミュニケーション・研究開発基盤分野
教育、接客サービス、宣伝・広告、癒し、コミュニケーション、物理エージェントなど新しいロボット分野を開拓しています。主な対象がものや機械であった従来のロボットと異なり、人間を相手するロボットを研究開発しています。また、研究開発基盤分野として、いくつかのロボットシステムを実現しています。
ヒューマノイド(玄研)
指ロボットシステム(平井研)
サービスロボット(李研)
部屋監視システム(島田研)
冷蔵庫内取り出し作業ロボット(島田研)