2002年10月10日
マーケティング論
−第2回 マーケティングとは何か(続き)
マーケティングの歴史−
2.マーケティングとは何か
(1)マーケティングの定義(p6)
テキストでは「マーケティングとは、企業もしくは企業と類似の市場活動を行う組織によって
遂行される体系的な対市場活動」
(2)そもそもなぜマーケティングが必要なのか
(3)誰がマーケティングを行うのか(マーケティングの主体 p14)
@企業が行うとして
製造業は?
小売・流通業は?
サービス業(金融を含む)は?
大企業と中小企業の違いは?
A非営利組織は?
(4)誰にマーケティングを行うのか
@市場とはなにか〜marketというけれど
Aマーケティングの対象は?
・企業対消費者
・企業対企業(企業間)
・非営利組織の場合は?
(5)企業活動におけるマーケティング(p15)
@基本的な考え方としてのマネジリアル・マーケティング
Aマーケティングの方法
・市場に対峙する「思想」としてのマーケティング・コンセプト
・具体的な技法としてのマーケティング・リサーチおよ「4P」
4Pとは:Product(製品)
Price(価格)
Place(場所)
Promotion(販売促進)
3.マーケティングの功罪(p22)
(1)マーケティングは必要で、社会にも有益である
(2)しかし、マーケティングは時として社会に問題を引き起こす
4.アメリカのマーケティングの歴史@ その生成と大量消費文化の形成
(0)なぜ歴史を学ぶ必要があるのか
・将来を見通すには歴史を知る必要
・大転換はなぜ起こるのか
(1)マーケティング史研究の国際動向(略)
(2)アメリカにおけるマーケティングの生成(p27)
@ビッグ・ビジネス(独占的大企業)体制の成立
・一般的な、大企業による少数企業による市場支配の確立
・特殊アメリカ的な、国内市場指向の強さと商業の弱さ
→この二つが結びついて、マーケティングが必要になってくる
Aマーケティング確立の「二つのコース」
・大企業が市場を求めてマーケティングを始めるのが本来一般的なはず
・しかし、実際にはマーケティング活動をテコに急成長した企業が発展させた
B成立期マーケティングの一般的特徴
・ナショナルブランドの確立が基本
・自立した商業を排除して製造企業自身が販売を取り仕切る手法
C消費者運動の発生
・企業に「消費者」対応の重要性を認識させた
(3)1930年代アメリカにおけるマーケティングの展開(p36)
@「高圧的マーケティング」の展開
・どんどん買わせる。買わずにおれなくさせる
A自動車産業のマーケティング:フォードとGM
・画期的なT型フォード
・T型フォードを葬ったGM