3回生からスタートするゼミナールでは講義科目と実習科目の学びを統合し、各自のキャリアデザインを十分にふまえ、映像に関わる知識と技術を高めます。それを活かし、4回生では全員が「卒業研究」として、卒業制作あるいは卒業論文執筆を行い、自身の学びの総仕上げに取り組みます。下記では卒業研究の一例を紹介します。
実写映画
「神さまの心臓」 松本 理沙
右腕が動かないトランペット吹きの青年、心臓移植を受けた少女、過去を隠して暮らすシングルマザー、そして終活するオネエ。4人の運命の物語。
CG
「THE FAST FOX」 森本 真由
バイクに乗った主人公の狐が、パトカーに追われるショートアニメーション。デザインやフェイシャルアニメーションにこだわりました。
VR(ヴァーチャルリアリティ)
「MR Book:ミクストリアリティを利用したバーチャル書籍の体系化と活用に関する研究」 舘脇 望
ミクストリアリティ技術を用いた魚図鑑。図鑑下部に設置されているマーカを操作することで、魚のCGモデルがさまざまに動く。
ゲーム
「Gaze Eater」 脇阪 颯太
視線で進化する生物によって、無意識を可視化するコンテンツ。
メディアアート
「ピアノと映像による二重奏」 稲田 優太
「ピアノ×映像」によるパフォーマンス映像。ピアノの演奏をリアルタイムに解析し、そこから得た情報によってグラフィックを生成する。
ドキュメンタリー
「がらんどう」 壷内 里奈
最後に誰もが入る箱。その箱(棺)は、本当に焼くだけのものなのか。棺に関わる人々を通して、棺を調査した。
卒業論文テーマ
- 『切腹』における武士の死の表象について
- 劇団☆新感線『髑髏城の七人』における映像演出の役割について
- 京都におけるコンテンツ関連政策の歴史と展望
- NMB48を取り巻くトランスメディア現象と現実・虚構そして消費者に関する仮説的比較研究
- スマートフォンゲームにおけるIP活用タイトルの利用動機に関する一考察
- 日本映画におけるセクシュアルマイノリティの描写に関する研究