企業連携プログラム【イメージスタジオ109】(2019年度カリキュラムより「社会連携プログラム」

企業連携プログラムとは?

「企業連携プログラム」(2019年度より「社会連携プログラム」として開講)は映像学部キャリア形成科目の一つであり、企業や学外機関と連携して、具体的な目標、目的を持ったコンテンツの共同開発、共同研究を実施する科目です。詳細な内容については個別案件毎に設計しますが、学外講師を招いた連続講義や、個別の開発技術に関するゼミナール形式の指導、プロジェクト化された研究開発テーマをグループワークにより進めていくような形態を基本とします。受講生は、現実的なコンテンツ開発の現場を授業の中で体験し、実践的な知識と技術を獲得することができます。

▼ 2016年度の授業の様子

テクノクレーンデモ@松竹R2スタジオ
撮影実習風景@松竹R2スタジオ

▼ 2015年度の授業紹介映像(MV)

▼ 2014年度の授業紹介映像(作品例)

「イメージスタジオ109」との企業連携プログラム

数ある企業連携プログラムの中で、今回は「イメージスタジオ109」との授業を紹介します。この授業の講師らが所属するイメージスタジオ109は、「特機」と呼ばれる特殊なカメラ操作リグを撮影現場に合わせて提案しオペレートするキーグリップ専門スタジオです。
映画やCF撮影のみならず、各種コンサートや駅伝、サッカーのワールドカップのクレーン撮影やワイヤーで空飛ぶカメラ「スパイダーカム」(※)の自由自在なカメラワークは業界でも有名なところ。本授業では、同社のテクニカルスーパーバイザー米窪康成氏を講師に迎え、実写による映像制作を基盤として、CGをも含めた幅広い映像ジャンルに共通するカメラワークの本質を様々な現場での事例を示しながら、実践的な活用課題を想定して学びます。
講義と併せて、松竹スタジオでの撮影実技を行い、理解を深めます。ドリー、およびテレスコピッククレーンを実際に使った映像制作実習を行います。学習の仕上げとして授業内の知識とスキルのエッセンスを活かした短いカットの撮影・編集も行います。

この授業の獲得目標

この授業では実写映像の制作を踏まえて、CGをも含めた幅広い映像ジャンルに共通するカメラワークの本質を理解し、撮影のための効果的な機材選択(レンズ、カメラ、特機など)や撮影方法を考える基礎を習得します。また、作業実施に係る責任感と主体性、および安全性への配慮を体得します。

この他にも、映像機器メーカー、CM制作現場、自治体、各種イベント実行委員会など様々名企業・団体から講師を迎え、自身のキャリア形成に役立つ知識・技術や現場力を磨いていきます。

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