16class望月ゼミ

faculty Profile

どんなことを学ぶゼミですか?

時間を食べる、おもちゃの電車があなたの声で歌う―インタラクティブメディアを用いたアート作品を制作するゼミで、コンピュータ・プログラミングや電子工作を学んでいます。また、そういったデジタル・テクノロジーを私たちの身の回りのアナログな物たちに、意外性や驚きをもって接続させることができるか、という発想の仕方についても学び、不思議な空想を現実に体験できるような作品の制作を実践しています。

どんな活動をしていますか?

基本的には、3回生および4回生それぞれで個人作品について取り組むことが活動の主な軸になります。まずは学内でのイベントで作品を展示し、自分のインタラクティブメディアによる作品がどのように鑑賞者に楽しまれているかについても研究します。その経験を活かし、卒業制作に取り組みます。また、ゼミ生有志による展覧会『月に足つけて考えて展』を学外ギャラリーにて開催します。その他にも、学外団体との制作プロジェクトに参加することにより、商業施設での作品展示や、アーティストたちとの共同制作を行うことができます。最近では京都ロフトとのコラボレーションも行うことができました。

所属する学生はどんな印象ですか?

まるでふわふわと宇宙遊泳をしているような、そんな感覚をもった学生が全体的に多いように思います。ときには気持ちさえ重くなる地球の重力に逆らうがごとく、好きなものを一生懸命に探している印象がありますし、意外な組み合わせの発見が得意かもしれません。プログラミングをアナログな手芸に組み合わせたり、昔ながらの盆踊りにテクノロジーの要素を組み入れたり。また、銭湯好きが高じて立ち上げた京都銭湯芸術祭や自ら企画する展覧会開催など、学外へ発信することにも精力的な学生が多いようです。

過年度の卒業論文/卒業制作

  • ひみつの研究所-秘密の可視化と共有のための作品制作-【インスタレーション】
  • 茶道プラス-茶道とインタラクティブメディアアートを用いた新しい文化の創造【インスタレーション】
  • 時感食堂-心的時間の知覚とそのアプローチ方法について-【インスタレーション】