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私はAO入試で映像学部に入学しました:新入生インタビュー ♯1 斎藤 陽樹さんの場合 <映像撮影型>

2018.06.05

私はAO入試で映像学部に入学しました:新入生インタビュー 

♯1 斎藤 陽樹さんの場合 <映像撮影型>

映像学部の受験を考えている皆さん。

受験方式の中で一般入試については、予備校や塾、書籍などで情報を得ることができ、傾向を知って対策を練ることが可能ですが、AO入試は募集定員も一般入試ほど多くなく、情報が出回っていないため、非常に対策が練りにくい方式だという声をよく耳にします。

学部としても、そういった方々に少しでも学部や入試をしっかり理解した状態で受験に臨んでいただくために、AO入試で合格した新入生へのインタビューをおこない、先輩の声を通じて皆さんに対策を練るための一助としていただければと考えています。2019年度のAO入試募集要項公開(6月下旬予定)を前に、しっかりと予習してみてください!

「映像学部でとことん作りたい」―そんな熱意と意欲のある挑戦者に是非読んでいただき、試験であなたらしさを存分に発揮してもらいたいと思います!



「体育会系に所属していた自分にとって事前の情報収集は一番の要でした」

それまで「将来は人と違うことをやりたい」と漠然と思い描いていましたが、高校の文化祭でオープニングムービーを制作したことがとても楽しくて、それがきっかけで「映像を仕事にしたい」という夢に変わっていました。

その夢を実現するためにどの大学に進学するか考えました。実家が埼玉だったのと、幅広く学んで視野を広げたかったという理由で、最初に候補に上がってきたのは関東にある映像系の総合大学でした。しかしどこも学科が細分化されていて、自分にはピンときませんでした。そこで候補として急上昇したのが立命館大学映像学部でした。実家からは離れていましたが、この映像学部はコースが分かれておらず、映像に関することを横断的に学べて、作ることだけでなく、映像以外の教養なども幅広く学べることはとても魅力的で意外とほかにはないポイントでした。

そこからは映像学部についてネットやHPなど隅々まで読み、できる限りのことを調べました。野球部に所属していた私は3年生の7月末まで部活に追われていたので、最後の大会が終わる前、春のうちに志望校を決定し、プランを立てておかないと、引退後すぐに身動きが取れず、他の受験生から遅れることになります。いや、他の受験生はもう既に2年生までにオープンキャンパスに行ったりして情報を仕入れているので、体育会の自分はその時点でハンデを背負っていました。だからもう、必死に情報収集しました。

引退後、8月に入ってすぐに立命館大学のオープンキャンパスに行きました。そこまでにはネットに出ている情報はかなり頭に入れていたので、「何としてもネットに載っている以外の情報を得てやる」という気持ちで、前のめりで参加しました。

オープンキャンパスでは、AO入試に関して素晴らしい情報を得られました。「AO入試で評価するのは、技術力ではない」ということです。これは説明会でも先生がおっしゃっていましたし、AO入試合格者の先輩からも言われました。「例えば、チョウチョを撮影するという場合、ただそこにいるチョウチョを上手に撮るのではなくそこにどういう意味を込めて何を伝えたいかの方が大事」―オープンキャンパスでの先輩のこのアドバイスで私はピンと来ました。これは絵コンテでも同じだと思います。

埼玉に帰ってから約1ヵ月は、まずAO入試出願に向けてエントリーシートの作成に尽力しました。書いては小論文の先生に出し、添削を受けてまた書き直し、そしてまた先生に見てもらうといった往復を10回ぐらい繰り返しました。これは自分にとって一般入試対策より手強かったですね。そして、それが終わったら次は実技試験に向けての対策。今度は美術の先生に協力してもらい、テーマをもらって撮影し、プレゼンをするという流れを数え切れないぐらいおこないました。

「何を伝えたいか」が大事なので、時事ネタ・政治ネタなど社会情勢に関する知識も収集し、そこから自分の意見をプレゼンすることも練習しました。つきあってくれた先生方には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

そして迎えた実技当日。これがもう、練習したことの効果を強く実感するもので、今までやったことをすべて総動員して挑むことができました。トラブルと言えば、撮影していた時に学ランの一番下のボタンが取れたことぐらいでしょうか。面接でも、「伝えたいこと」はだいたい決まっていたので、それに沿って練習したとおり落ち着いて話すことができました。

合格発表を見た時は本当に嬉しかったです。

入学して2ヶ月経ちます。映像学部は、とにかく教えてくれる先生がすごいです。「シナリオ基礎」の谷慶子先生は今も映画やテレビドラマの現場でシナリオや演出などを手掛け、現役で活躍されているので、リアルタイムでプロの現場の話を聞いたり、生の台本を見せてもらえたりして、とてもおもしろいです。一方でプログラミングの授業はパソコン自体にあまり触れてこなかったので、ついていくのに必死です。実習系の授業が多く、刺激の多い毎日です。

ここにいる4年間で映像に関するあらゆることを吸収し、入学当初は「将来は映画監督に…」と思っていましたが、ここで学んでいるうちに「プロデューサーもいいかも」と思うようになりました。映像に携わる仕事にもいろんな職種があり、まだまだ知らないことばかりです。経験を積みながら、将来についてはじっくりと考えていきたいと思います。

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部活引退後すぐに動けるようにと情報収集に努めた斎藤さん。更に先輩からの生の声にピンときたという彼の言葉のように、オープンキャンパスではネットに載っていない在学生の本音を聞くことができ、受験生の皆さんにとって貴重な機会になることは間違いないと思います。

今年も8月4日(土)・5日(日)に開催されます。とても熱い2日間になりますが、是非衣笠キャンパスに足をお運びください! →今年のオープンキャンパス情報はコチラ

そして、AO入試を考えているアナタ、映像学部が気になっているアナタには、以下の日程で説明会も開催します!この機会を活用し、AO入試に関する情報をまず整理し、オープンキャンパスで在学生の先輩や先生を質問攻めにしてみてはいかがでしょうか!?

【映像学部が参加する入試説明会・イベント】

6月23日(土)キャンパス見学会 @京都・衣笠キャンパス 13:00~16:00<事前予約制です!>

※立命館大学入試情報サイトのキャンパス見学会ページでは、映像学部参加について記載はありませんが、全体企画の後に映像学部説明会を開催いたします!

7月15日(日)AO入試説明会 @東京・立命館東京キャンパス 14:00~16:00(13:30~受付)

7月16日(月・祝)AO入試説明会 @名古屋・ミッドランドホール 14:00~16:00(13:30~受付)

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