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私はAO入試で映像学部に入学しました: 新入生インタビュー #3 藤原 莉央さんの場合〈映像撮影型〉

2021.07.09

私はAO入試で映像学部に入学しました:
新入生インタビュー
#3 藤原 莉央さんの場合〈映像撮影型〉


映像学部映像学部の受験を考えている皆さん。

受験方式の中で一般入試については、予備校や塾、書籍などで情報を得ることができ、傾向を知って対策を練ることが可能ですが、AO入試は募集定員も一般入試ほど多くなく、情報が出回っていないため、非常に対策が練りにくい方式だという声をよく耳にします。

学部としても、そういった方々に少しでも学部や入試をしっかり理解した状態で受験に臨んでいただくために、AO入試で合格した新入生へのインタビューをおこない、先輩の声を通じて皆さんに対策を練るための一助としていただければと考えています。

「映像学部でとことん作りたい!」―そんな熱意と意欲のある挑戦者に是非読んでいただき、試験であなたらしさを存分に発揮してもらいたいと思います!

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『映像学部を見つけた時に「ここだ!!」と思い、止まらなくなっていました!』


中学1年生の時に父が趣味で使っていたMaya(3DCGのソフトウェア)を私も使わせてもらう機会があり、それがきかっけでCGに興味を持ちはじめました。独学で勉強を進めていくうちに「もっと映像の分野について学びたい!」と思うようになり、高校生になっても動画を編集してSNSにアップするなど、映像分野への関心は高まっていきました。
しかし、映像学部の受験を決めたのは高校3年生の春頃で比較的おそい時期でした。もともと気になった事はいろいろ調べて分析することが好きで、理系の学部を志望していたのですが、ふと、高校1年の時の担任の先生が、立命館大学を勧めてくれた事を思い出し、立命館大学について調べてはじめて、映像学部の存在を知りました。映像学部のアドミッション・ポリシー(求める人材像)、基礎から幅広い分野を学べること、立命館松竹スタジオが利用できることなど、たくさんの魅力を感じて『ここだ!!』と思い、そこからは進路が映像学部しか見えなくなり、一気に進み始めました。

『自分はこの大学に入るべきだ、と強く思うことが大事』


1次選考の受験対策としては、まずエントリーシートは担任の先生に何度も添削をしていただき、映像学部でしか学べないことの中から私が学びたいことを重点的に書き、なかでも自分の将来の夢であるCGプロデューサーのことなどを書きました。
書くうえで大事な事は、『自分はこの大学に入るべきだ!』と強く思うことだと思います。そうすることで私は自信が湧いてきましたし、第二次選考の面接のときもその自信を生かせたと思います。

次に課題文章ですが、こちらは現代文の先生に添削していただきました。物語は3つ書いて先生にみていただき、何度も書き直しました。指定された物語の原案をイメージして、原案のテーマと自分が書いた物語のテーマとが合っているか、などを指導していただきました。受験期は大変なことが多いですし、高校の先生をどんどん頼っていくことは大切だと思います。
映像化を前提に考えて作る課題だったので、自分が得意とするCG化をイメージして物語を作りました。


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第二次選考は、第一次選考の合格発表から一週間程という限られた期間しかなかったため、一連の流れを繰り返し練習しました。身近な人にテーマを出題していただき、写真を撮ってそれについてプレゼンテーションをして評価をしていただく、という練習を繰り返し行いました。それまでプレゼンテーションをする機会が少なかったので、とにかく繰り返し練習を重ねました。
また、写真のアングルや構図、ライティングに関することも質問されるかもしれないと思い、独学でしたが写真の基礎についても勉強し、説明ができるように考えながら撮影しました。

当日、会場に着くまでの間も試験の流れを何度もイメージして、面接で志望理由など伝えたいことを簡潔に伝えられるよう直前まで頭のなかで整理をしていました。
その甲斐があったのか、面接では想定していたことを質問され、自分の思いや考えを語るような質問だったのですが我を忘れて夢中で話し続けてしまい、話し終えたときに面接官の先生方が「しーん・・・」となって顔を見合わせていました。
「やってしまった・・・」と思いましたが、合格することが出来たので良い意味の反応だったようで本当に良かったです。

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入学してからは、慣れない土地で初めは不安な気持ちもありましたが、1回生時はクラス単位で授業が行われることが多いので友達もすぐにできました。入学して1か月程でほぼ全ての授業がオンライン授業に切り替わりましたが、わからないことがあっても友達に相談もできていますし、学生生活や授業をサポートしてくださるオリパーさん達(在学生の先輩方)にも大変お世話になっています。


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『AO対策はできるだけ多くの情報を集めて精査して、身近な高校の先生を頼ることが大切』

私の試験対策は情報をたくさん集めることから始めました。これから受験する方は、入試要項は必ず全ての箇所を確認すること、オープンキャンパスなどのイベントは先輩方の体験談を聞けるいい機会なので是非参加することをおすすめします。
それから、「自分にはこの大学が必要!」という強い気持ちを持って挑むことが大事だと思います。
私のように勉強が苦手だけど映像の分野が大好きで、映像学部で学びたい!将来、映像関連の仕事がしたい!と強い思いを持っている方にはAO選抜入試はおすすめです!
一般入試の受験も考えている方は、両立するためのスケジュール管理が大変だと思います。私の場合、平日は一般入試対策、週末はAO対策というように時間管理をしていました。
受験生にとっては今の時期が一番つらくて苦しい時かもしれません。私もAOの対策をしながら塾で一般入試の勉強もして、またコロナでいろんな制限もあり、友達に会うことも出来ずストレスが溜まっていました。
大変な状況でも負けずに頑張っている受験生の皆さんを私は応援しています!頑張ってください!!!

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AO選抜入試は、一般入試とまったく異なる対策が必要で、周りに同じ目標をもった生徒が少ないことも多いと思います。そうした状況でも藤原さんは「自分はこの大学に入るべき!」と強い意志を持って試験対策を続けてきました。そうした意志は面接のときなど様々な場面でよい形で表れますし、藤原さんはそれを存分に発揮できるだけの努力を継続してきたのだと感じました。

さて、AO選抜入試の体験談は今後も続々と掲載していく予定ですので、関心がある方もそうでない方も、ぜひ引き続き映像学部ホームページをチェックしてください!

また、2021年度の「オープンキャンパス」に関するお知らせです!

今年は、昨年実施できなかった対面形式でのオープンキャンパスを8月1日(日)に開催予定です!

また、映像学部では対面形式の企画に加え、オンラインでの「ライブ配信」形式の企画を盛りだくさん予定しています!

京都のキャンパスまで来られない方々も、ぜひこのライブ配信企画にご参加ください。

更に!オンラインでAO選抜入試に関する相談ができる「オンライン相談カフェ(グループ相談会)」も実施します!(先着順で定員がございます)

企画内容や申込方法など詳細は以下のサイトからご覧ください。

みなさま、ぜひご参加ください!

【2021年度 立命館大学 オープンキャンパス サイト】
対面企画  → こちら
ライブ配信企画・オンライン相談カフェ  → こちら



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