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映像学部の授業を知りたい! vol.6

2023.1.11

vol.6 「映像制作実習Ⅱ」

映像学部ってどんな授業をしているのだろう?という声を耳にします。

この企画は、授業担当の先生の説明や受講生の声を通して、映像学部生が一体どんな授業を受けているのかを皆様に知っていただくための企画です。

「映像学部のことを知りたい!」と思っていただいている皆様の一助となれば幸いです。

※授業は2022年度開講のカリキュラムです。2023年度は科目名称等が変更になる場合があります。


*****第6回『映像制作実習Ⅱ』*****
第5回は『映像制作実習Ⅰ』の授業を紹介しましたが、今回はⅠの授業よりも実践的なことを学ぶ『映像制作実習Ⅱ』の紹介です。

まだ、第5回をご覧になられていない方はこちらからご覧ください。

Q.映像制作実習Ⅱはどんな授業ですか?
の授業では、主に『映像制作実習Ⅰ』で学んだことや、『映像制作実習Ⅱ』で新たに身につけた映像制作スキルを活かして、実写におけるショートムービーの制作を行います。今年度は6班(ひと班が22名程度)が、それぞれ個性的な作品の制作を行っています。半年間かけてグループワークを行いながら様々なパートの映像表現と向き合い、最終回で行われる上映会に向けてにひとりひとりが真剣に取り組んでいます。
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Q.授業を通してなにを学ぶことができますか?
ョートムービーの制作を通して、映像表現に関わる感性や技術を自ら養います。また集団で一つの作品を完成させる運営能力や、社会との接し方の基本も身につけます。様々な議論や制作に関わる作業の結果、生み出される作品を公開する瞬間は、学生生活の中でも特別な時間となることでしょう。
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それでは受講生の声を聞いてみましょう!
回は、3名の学生が回答してくれました!!

★なぜこの授業を受講しようと思いましたか?
Aさん
映像制作実習Ⅰで学んだ「撮影現場での知識」と「機材の扱い方」を最も明確に体験して、身につけることができる授業だと思ったから受講をきめました。また、担当する分野(カメラ、照明、編集等々)が選択できて、自分自身の将来や進路の選択においても役立つと思いました。私は監督を志望していて、カメラの表現方法と演出の幅が知りたかったので、カメラを選択して学ぶことができました。

Bさん
映像を今後一緒に作っていく仲間が見つかることを期待して受講しました。また、先生方や機材庫の方などとも面識ができることも期待していました。結果、作る仲間も、面識もできたので受講してよかったなと思っています。

Cさん
履修指定科目である映像制作実習Ⅰでの学びを活かして、一つの作品づくりに参加したいと考えたからです。この授業を受講することで、部署同士のつながりを学ぶことができると考えました。

★この授業を受講して、どのような魅力を感じましたか?
Aさん
授業で制作した作品は、自分自身が主導する初めての映像、映画撮影でした。一つの役割を担当して、自分の映画を撮ることがとても魅力的だと感じています。カメラを担当した私は、初めてカメラの視線で演出を考え、場所とシナリオによってカメラを最も活かせる方法を考えながら撮影をする経験ができました。カメラの視線で見る登場人物と画面、そして新しく悩みながら完成する過程が魅力的な点でした。

Bさん
本当に、人を動かす力が身に付いたなと思います。プロの現場などでは、前提として実写映像制作に興味がある人でスタッフが構成されていますが、今回は大学の1授業として参加している人もいたので、その人たちを動かす経験は、この授業でしかできないと思いました。

Cさん
「映像制作実習Ⅰ」より実践に近い形で各担当部署を学ぶことができること、部署同士の関係を感じることができることが魅力であると感じました!特に私が担当した音部は準備、撮影、完成まで関わるので、制作の流れを感じられることが魅力だと思います。

★この授業で学んでいることを今後どのようにいかしたいですか?
Aさん
私は、今後制作するシナリオ、映画の演出に活かしていきたいと思います。今回の授業では、カメラを学びながら、現場でのカメラと照明の位置関係やロケーション地によるカメラの制限などを学びました。3、4回生の映像制作と課題の時にも直接活かせることであり、就職においても生かしていきたいと思います。

Bさん
どのようにして人を動かすのか、いつでも冷静でいれる力など、映像制作にあたって必要な力がたくさん身についたため、自主制作や今後の自分の監督像に反映し、これからも映像制作に勤しんでいこうと思います。

Cさん
今後は、「映像制作実習Ⅲ」を受講し、さらに学びを深めたいと思います!制作の流れを掴むだけではなく、技術的に踏み込んで学習していきたいです。

★最後に・・・
Aさん
映像学部では、幅広い分野とその経験ができることが魅力です。映像も実写映像からCG、ドキュメンタリーなど様々なジャンルと種類があり、各自の知識と魅力は全く異ります。映像学部ではその幅広い映像に対する経験を自分が選択しながら、学校生活をすることができると思います。また、今回の「映像制作実習Ⅱ」のようにチームで作業することも映像学部の魅力だと感じます。

Bさん
撮影、照明、音響などの機材関係に強い学生が多いところが魅力だと思います。自分で作品を制作するにあたって、すぐにメンバーが見つかり協力してくれる環境が整っているのは、監督をした私にとってもとても恵まれた環境だなと思っています。

Cさん
映像制作実習だけなく、他の授業でも、周りの人と協力しなくてはならない内容が多いので、沢山の人と深く関わることができる点が魅力であると考えます。また、低回生だけでは知識も技術も乏しいので、先輩方が助けてくださる場面も多くあります。縦横ともにつながりを作ることができるのは、映像学部ならではの魅力なのではないでしょうか。さらに、つながった人達は皆個性的で、刺激になる交流ばかりです。さまざまな「好き」を持つ学生たちと触れ合うことで、自分の視野を広げることもできます!

「映像制作実習Ⅱ」は「映像制作実習Ⅰ」で学んだ基礎力を生かして実践を行う授業です。これまで紹介した科目は、「履修指定科目」といい定められた回生で受講を行う科目ですが、今回の「映像制作実習Ⅱ」は自身で受講の登録を行うことで受講が可能となる科目となっています。

今回は、3人の受講生に回答いただきました。皆さんの一助となれば幸いです。

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第6回は『映像制作実習Ⅱ』でした!次回もお楽しみに・・!

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