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映像学部の授業を知りたい! vol.10

2023.2.1

vol.10 「プロデュース実習」

映像学部ってどんな授業をしているのだろう?という声を耳にします。

この企画は、授業担当の先生の説明や受講生の声を通して、映像学部生が一体どんな授業を受けているのかを皆様に知っていただくための企画です。

「映像学部のことを知りたい!」と思っていただいている皆様の一助となれば幸いです。

※授業は2022年度開講のカリキュラムです。2023年度は科目名称等が変更になる場合があります。


*****第10回『プロデュース実習』*****
第10回は『プロデュース実習』の授業の紹介です。

Q.プロデュース実習はどんな授業ですか?
の授業はコンテンツ開発をビジネスという点からとらえ、その責任者(経営者、出資者)を説得できる必要な資料の収集方法やさまざまなアイデアの発想法、企画書の執筆ならびにプレゼンテーションの方法などを学びます。また、コンテンツ関連のイベントに参加または実際に運営しその運営体形について実践的に学んでいきます

Q.授業を通してなにを学ぶことができますか?
の授業の特徴は、第一線で活躍するゲストが与えられた課題に対しグループごとに企画立案をしたうえでプレゼンテーションをおこなうという極めて実践的な内容であることです。「〇〇ゲームのプロモーション案を考えよ!」とか「〇〇イベントにより大学生が来るための企画を考えよ!」など決して明確な「答え」が無い課題も多いですが、学生たちがグループとなってそれぞれの強みを活かしながら企画に取り組むことが出来ます。また、トークショーが課題として提示された場合は、それぞれが協力しあって、トークショーを運営したりすることも。こちらの写真は2022年度の最終実践課題として運営したトークショーの模様です。プレスリリースからソーシャルメディア、ゲスト対応そして当日の運営まですべて学生の手によっておこなわれています。

cias/db20230201

それでは受講生の声を聞いてみましょう!
回は、3名の学生が回答してくれました!!

★なぜこの授業を受講しようと思いましたか?
Aさん
元々マーケティングに興味があり、コンテンツマーケティングについての実践的な学びがしたいを思い受講を決意しました!

Bさん
実際の企業やプロジェクトと連携してマネジメントについて学ぶことができる点に魅力を感じたからです。自分自身の今後のキャリアについて考えることにも役立つと考え、受講することを決めました!

Cさん
プロデュース実習を通して、実際にイベントを企画していく上で、どのような過程を得て世の中にあるイベントが出来上がっているのかや、主催者側が考えるイベントの意図はどのように考えられているのかを実践的に学びたいと思い受講を決めました。

★この授業を受講して、どのような魅力を感じましたか?
Aさん
実際の企業の方々に自分の提案をフィードバックしていただく機会をインターンに行かずとも授業で得られるというのは、とても貴重であると感じました。また、プロモーション案からイベントの企画まで様々なマーケティングを体験できるというのも大きな魅力であると思います。

Bさん
一番の魅力は、実際の企業やプロジェクトと連携して活動できることです。大学の授業ではありますが、社会で働く大人と接しながら実践的に学べるという点では、インターンシップのような経験ができたと感じています。

Cさん
2週に一度企業様にプレゼンをする機会があり、実際に企画を行うこと前提に一からすべて考えていけたので、理想だけでなく現実的な問題を踏まえながらチームで企画を考えていけたことが魅力だと感じました。また発表後、普段は聞くことができない企業様からのフィードバックを直接もらうことによって、考え方の視野をより広げていくことができたので、そこも魅力の一部だと思いました。


★この授業で学んでいることを今後どのようにいかしたいですか?
Aさん
現在ビジネスコンテストに出場する予定ですが、そこで授業で習ったSWOT分析やPEST分析等のマーケティングのフレームワークを活用しようと考えています。また、イベント企画を行う自主ゼミにも所属しているため、その活動にも活かしたいと考えています。

Bさん
この授業では、チームでプロジェクトを進める際のノウハウや効果的なプレゼンテーションのスキルを学ぶことができました!この学びを、今後の大学でのグループワークや社会に出た後の仕事の場面でも活かしていきたいです。

Cさん
現実的な問題だけに囚われた企画を考えるのではなく、理想的にやりたいと思っていることを、どうすれば形にすることができるのかをより考えて追求していき、今の時代のトレンドに合ったイベントを生み出していけるようにしたいです!

★最後に・・・
Aさん
映像学部は専門学校と違いコンテンツに関わる学びを幅広く勉強することができるというのが魅力です。映画芸術、クリエイティブ・テクノロジー、映像マネジメント、社会映像、ゲーム・エンターテイメントの5つのゾーンから自分の興味関心に合わせて自由に学ぶことができるのは、大きな強みであると感じます。入学時に興味のあったゾーンと現在違うゾーンの学びに興味を持っている学生も多くいるため、幅広く勉強ができることで、自分の視野を広げられることは今後の進路を考える上でもとても役立つと思います。 

Bさん
様々な角度から映像について横断的に学ぶことができる点が一番の魅力であると感じています。映像学部で様々な授業を受けて、「映像」の奥深さに改めて気付かされました。映像学部の授業は、自分自身の視野を広げる良いきっかけになったと思います。

Cさん
一つの分野に限らず、映像に関わることであれば、それらを色んな視点から横断的に学んでいけるところが映像学部の魅力だと思います。まだどんなことを専門的に学びたいか分かっていない人も、映像学部に入って色んな視点から物事を考えられるようになることで、将来やりたいことをきっと見つけることができると思います!!!


「プロデュース実習」は、5つのゾーンのうち、映像マネジメントゾーンの科目です。映像をビジネスの観点から考えることができるゾーンになっています。受講生の声でたくさん上がった、映像について「幅広く学べる」が映像学部のとても魅力的な部分です。

今回は、3人の受講生に回答いただきました。皆さんの一助となれば幸いです。

*****

第10回は『プロデュース実習』でした!今回で、2022年度の授業紹介は最終回となります。
映像学部の授業紹介はいかがでしたか?
少しでも「映像学部ってどんなことしているの?」という疑問が解消できていたらとても嬉しく思います。
さらに今月、2月24日からは映像学部生・映像研究科院生の学びや研究の集大成となる『立命館映像展』が開催されますので、ぜひ会場で実際に映像学部生・研究科院生の作品を体験してください!
立命館映像展の詳細は、引き続きEIZOVOICEで更新していきます。
現時点で公開されている詳細はこちら

それでは、また「映像学部の授業を知りたい!」でお会いしましょう!

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