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私はAO選抜入試で映像学部に入学しました: 新入生インタビュー #1 末神 輝莉さんの場合〈絵コンテ作画型〉

2023.6.19

私はAO選抜入試で映像学部に入学しました:
新入生インタビュー
#1 末神 輝莉さんの場合〈絵コンテ作画型

映像学部の受験を考えている皆さん。

受験方式の中で一般入試については、予備校や塾、書籍などで情報を得ることができ、傾向を知って対策を練ることが可能ですが、AO選抜入試は募集定員も一般入試ほど多くなく、情報が出回っていないため、非常に対策が練りにくい方式だという声をよく耳にします。

学部としても、そういった方々に少しでも学部や入試をしっかり理解した状態で受験に臨んでいただくために、AO選抜入試で合格した新入生へのインタビューをおこない、先輩の声を通じて皆さんに対策を練るための一助としていただければと考えています。

「映像学部でとことん学びたい!」―そんな熱意と意欲のある挑戦者に是非読んでいただき、試験であなたらしさを存分に発揮してもらいたいと思います!

※なお2024年度AO選抜入試の形式や詳細については必ず入試要項を確認してください。また下記の体験談はあくまでも2023年度AO選抜入試についての体験談となっています。
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『映像クリエイターという夢を叶えるために、映像学部で「学んで実践」したい』

 中学3年生の時に行ったライブでカウントダウン映像が流れ、会場が一体となって盛り上がるという経験をしました。たった数秒の映像に会場にいる全員が引き込まれることに感銘を受け、映像は素晴らしい役割を持っている!かっこいい!と憧れを持ち、「映像クリエイター」を目指すようになりました。
「映像クリエイター」になるために何が必要か考えた時、3DCGが必要だと思いました。そこで3DCGを学べる大学を探し、立命館大学の映像学部を見つけました。
 他大学でも3DCGは学べますが、3DCGだけではなく映像に重点をおいていること、マネジメント分野などの多様な観点で学べることが魅力でした。また、設備が充実していること、理論と実践の両方から「学んで実践」というのが身になると思い、映像学部を志望しました。

 
『AO選抜入試の物語制作は「なんとなく」ではいけない。物語設定の最終決定権は自分にある。』

 3DCG作成のソフトを使ってみたときに、使いこなすには画力が必要だと実感し、高校1年生から画塾に通っていました。絵が描けるようになってもなかなかソフトを使いこなせず苦戦していましたが、高校2年生の時に大学で研究発表を行う機会に恵まれ、3DCG作成ソフトでモデリングしたものを制作しようと思い、何度も失敗しながら完成した作品が表彰され、それが自信につながりました。

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 AO選抜入試を意識したのは高校3年生の6月頃で、すぐに対策を始めました。私が勝負できるのは絵だと思い、絵コンテ作画型を選びました。過去のAO選抜入試合格者の体験談をホームページで見て、オープンキャンパスにもオンラインで参加しました。
 第1次選考の物語制作は、指定された字数内で意味が伝わるように文章を書くのが難しかったです。意味が通じるかを国語の先生に何度も聞きました。
 絵は、どの場面を選ぶかとても迷いました。まず簡単に修正できるデジタルで描き、構図を確認してからアナログで書くようにしました。誰もが思いつくような場面ではなく、自分の頭の中にしかない抽象的な場面を選んで絵にしました。どう評価されるか怖かったですが、自分らしさを貫き通して書きました
自分の思っていることを物語にしたことで面接でもはっきりと答えられたため、自分の思いを物語にしたことは良かったです。なぜこの設定にしたのかについて、細かいところまで、何となくではなく、断言できるように考えて書いたほうがいいと思います。
 第2次選考の対策としては、絵コンテ制作は、映像演出や絵コンテの本を読み、表現技法について勉強しました。時間配分を考えながら、重要なところを短時間で効率的に描けるように練習をしました。物語を作る練習として、家族に突然お題を言ってもらったり、友人に学校の廊下で会ったときにお題を言ってもらったりして、突発的に物語を作るということをやっていました。
 面接では特に、取り繕ったことを言おうとしても出来ません。好きなものや、自分らしさをありのままに出して、自分の物語をしっかりプレゼン出来るようにした方がいいと思います。
物語を作るのは自分であり、物語設定の最終決定権は自分にあります。自信を持って「こうだ」と面接官に伝えられたらいいと思います。選考の当日は緊張すると思いますが、面接の後に楽しみを用意しておくと緊張が少し解けるのでおすすめです。

映像学部での学びは刺激が多く、90分の授業もあっという間です。留学生の友人もでき、新しい価値観を身に着けることもできました。
映像クリエイターの夢はずっと変わりませんが、今はシナリオやメディアアートなど様々な分野の授業を受けたり、趣味でアニメーション制作をしたりする中で、映像クリエイター以外の分野の職業にも興味が出てきています。

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さて、AO選抜入試の体験談は今後も掲載していく予定ですので、関心がある方もそうでない方も、ぜひ引き続き映像学部ホームページをチェックしてください!

また、「2023年度 オープンキャンパス」に関するお知らせです!
今年は、オープンキャンパスを8月5日(土)・8月6日(日)に2日間開催予定です!

映像学部では対面形式の企画に加え、オンラインでの「ライブ配信」形式の企画を予定しています!
京都のキャンパスまで来られない方々も、ぜひこのライブ配信企画にご参加ください。
詳細は追って本サイト(映像学部ホームページ)で公開予定です!

8月5日(土)・8月6日(日)は、みなさまぜひオープンキャンパスをご予定ください!

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