概要

機能

左述のセンター紹介の内容を図式化した画像

障害のある学生への学修支援に関わる総合窓口として、障害学生支援室(以下、支援室)を設置しています。支援室には専門の職員が常駐しており、障害学生はもちろん、障害学生のサポートをする学生スタッフ(以下、サポートスタッフ)、障害学生を担当する教職員の三者を支援しています。

また、「支援技術・関連情報等の資源蓄積の拠点(リソースセンター)」として、学内支援関係者の様々な相談に対応しています。

支援の流れ



支援対象と支援範囲


支援のイメージ画像

支援対象は、次の①から③すべての条件を満たす方とします。

①立命館大学に在籍する障害学生

②修学に著しい制限が生じている障害学生

③本人が支援を受けることを希望し、かつ、その必要性が本大学に認められた障害学生(病気や怪我等により、一時的に障害を負った学生も含む)。

支援範囲は、修学に関する事項を中心に、障害学生の個別ニーズに基づいて検討します。なお、立命館大学に入学を希望する障害のある受験生には、入学試験に係わる範囲において、障害のある受験生の個別ニーズに基づき、支援内容を検討します。


また、大学院生には正課授業受講支援の他に、論文作成支援として、視覚障害のある院生向けに「文献検索支援(音声読み上げソフトで判別が難しいWebページの場合)」、肢体不自由の院生向けに「サポートスタッフが支援可能である軽作業(コピーやホチキス止めが困難な場合のレジュメ作成支援等)」の支援を行っています。

教職員への支援と連携

障害学生が受講する授業の担当教員には、通知兼配慮願いの送付、障害別授業配慮例の配布、教材加工支援、授業の運営方法の相談・アドバイス等を行っています。また、授業の担当教員が授業運営を工夫されている場合も多いので、ヒアリングを行い実践例の蓄積も行っています。

障害学生が所属する学部と連携し、必要に応じた授業クラスや教室配置等の調整、情報共有などを通じて障害学生の学修環境を整えています。定期試験実施や、成績表配布など事務連絡に関する情報保障の支援も行っています。その他、バリアフリーに配慮した施設整備、式典における情報保障など、入学前から卒業時までの様々な支援場面において他部署との連携を行っています。

学生サポートスタッフの組織

支援室の下には2016年1月現在50名を超えるサポートスタッフが組織されています。サポートスタッフは障害学生と学生コーディネーターを中心にしたチームに分かれ、情報を共有しながらパソコンテイクなどの授業支援を行っています。本学の支援方針に沿って、障害学生とサポート学生の「ピア・エデュケーション」をキーワードに組織作りをしています。

沿革

2006年度
障害学生支援室設置。さぽーと.netの協力を得て、サポート学生を組織。
2007年度
授業担当教員への配慮依頼文配布開始。
びわこ・くさつキャンパス(BKC)にサポート学生を組織。
2008年度
大学院生への支援ルールの整備。
2010年度
図書館における視覚障害者支援開始。
2011年度
東北地方の大学に在籍する聴覚障害学生の遠隔支援を実施。
発達障害やその可能性がある学生を含む包括的な学生支援として、 特別ニーズ学生支援室を開設。
2012年度
全盲学生の入学を受け、学生による衣笠キャンパスのバリアフリーチェック、
産業社会学部教員によるガイドヘルプ体験を実施。
2014年度
学生によるパソコンテイク、ノートテイクマニュアルの作成。
2015年度
「立命館大学障害学生支援方針」の策定。
障害学生支援室にかかわる学生たちによるFD冊子「大学と障害学生」刊行。
2016年度
障害学生支援室と特別ニーズ学生支援室が組織統合し、新体制へ移行。
障害学生支援室10周年記念シンポジウム実施。
冊子「大学と障害学生-障害学生への合理的配慮ってなに?-」刊行。
2017年度
学生企画による「障害学生のキャリアを考える会」実施 。
冊子「障害学生のキャリアを考える」刊行。