全学協議会での議論は、実際のキャンパス作りに大いに取り入れられています。ここでは、その中からいくつかの事例を紹介します。

Case #04

課外活動学生への自立・成長支援

課外活動は大学での重要な学びの一つです。正課と課外が両立できるよう学生支援を充実させてほしい!クラブ・サークルの運営や会計についても大学からの支援がほしい!

両立に困難を抱える学生への支援(自立支援)やクラブ・サークルのリーダーに対する支援(成長支援)を段階的に実施します。

Student Success Program(SSP)の開始
  • 実施年度= 2017
  • TAG= #学生支援 #活動支援 #課外活動

2016年度全学協議会において、「学生は正課と課外全ての学生生活を通じて、多様な他者との交流や主体的な活動の中で学び成長すること」を学生と大学の共通認識として議論が行われました。本学では、約7割の学生が多様な課外自主活動を行い、世界や全国トップレベルなど、高い水準で活動している団体も多く存在しています。このような実態を踏まえて、学生から、1)正課と課外の両立に困難を抱えている学生への支援、2)クラブ・サークル等の団体の組織運営やマネジメントへの支援、の充実が要請されました。

大学は、学生それぞれが個別の夢や課題を抱え、目標、能力、意欲も異なるという現状において、学生一人ひとりが自分に応じた目標を設定し、その到達に向けて、一人ひとりに適したサポートが求められています。このため、2017年度より、学生「一人ひとり」が最大限の「成長」を遂げられるよう学びの主体として「自立」していくための学生支援として、SSP(Student Success Program)を段階的に整備していくこととしました。