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院生協議会連合会との「大学院教学環境に関する懇談会」を開催

2019年11月5日(火)に、「大学院教学環境に関する懇談会」を開催しました。本懇談会は、2019年度第1回全学協議会での議論を踏まえ、継続して懇談することとなった論点・テーマについて、院生協議会連合会(以下、院生協議会)と大学(教学部・学生部)で意見交換し、今年度の全学協議論を取りまとめる「全学協議会確認文書」に反映することを目的に開催したものです。

 当日は衣笠キャンパスにおいて、院生協議会執行部から2名、大学からは教学部、学生部から職員が計3名出席しました。

懇談会は、第1回全学協議会から継続して懇談することとなった3つの論点について、以下の通り、意見交換および情報共有を行いました。

1.英語以外の言語を習得する人文系院生の要望に沿った言語講座もしくはそれに類する制度(e-learning等)の開設について
【院生協議会から出された意見】
・大学独自でe-learningのコンテンツを作り、大学の資産とすることは、外部リソースを活用することよりも大学としてのメリットが大きいのではないか。また、そのコンテンツ作成に若手研究者がかかわることになれば、教育実績にもなるのではないか。
 ・e-learningコンテンツの内容については、短期的に実現可能な方策を講じるのではなく、「3~5年検討に時間をかけてでも取り組む価値のあること」と位置づけて、院生協議会と大学とで今後も継続的に検討していくことが望ましいと考える。

2.大学院の共同研究室の座席数について
【大学から報告された内容】
・大学院共同研究室(大学院生が研究で使用する座席)の座席数に関する論点については、現時点における改善取組状況について院生協議会に報告され、今後も継続して協議していくことが確認された。

3.朱雀キャンパスにおける大学院生の印刷環境の改善について
【院生協議会から出された意見】
・院生協議会として、改めて組織内で協議・決定した後、学会や研究会を朱雀キャンパスで開催している他キャンパス所属院生や教員の研究活動を考慮して、朱雀キャンパスと他キャンパスの印刷環境を統一的な運用へ是正することを希望する。

最後に、院生協議会と大学との間で、継続的に協議していくことを確認し、懇談会は終了しました。

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