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高校1年~3年生 World Youth Meeting 2022に参加しました

2022.08.23

グローバル教育

高校1年~3年生 World Youth Meeting 2022に参加しました

 WYM2022は8月5日(金)〜8月6日(土)までの2日間、立命館大学びわこ草津キャンパスと日本福祉大学東海キャンパスをベース校に海外とをオンラインとオフラインのハイブリッド形式で結んで実施されました。参加4大学15チームと12高校30チームが文部科学大臣賞、Grand Prize、Platinum Prize、Gold Prizeの各賞の獲得を目指して日頃のプレゼンの練習の成果を競い合いました。
今年のテーマは" Join Hands for World Cooperation "-- Focusing on SDGs---で、SDGsを背景に各校各チームが様々な切り口のプレゼンを披露してくれました。
8月5日(金)のDay1のBKC会場では、news_220825_3朝の10時から、途中オープニングセレモニーを挟んで、夕方の5時頃まで25チームのプレゼンが行われました。大学生と高校生がそれぞれのプレゼンを視聴することによって様々な学びを得ることができました。とりわけ立命館大学生チームが素晴らしいMCを披露してくれたことが今回の大きな収穫の一つとなりました。オンラインとオフラインのハイブリッドは今回始めての試みで、運営側にとっても参加者にとっても貴重な経験をすることができたと思っています。とりわけ、大勢の聴衆の前、実際の舞台上で、生のプレゼンを実体験できたこと、そしてその場での聴衆・プレゼンター・MC間での英語でのQAのやり取りなどほとんどの生徒にとってはこのコロナ禍において始めての体験で、今後の本校におけるJSSFやRSGFなどのイベントのより良い訓練の場となったと思っています。
8月6日(土)のDay2では前日に行われた45のプレゼンから審査委員に選ばれた4つのプレゼンの視聴とジャッジからの講評を受け、自分たちのプレゼンを見直す良い機会となりました。さらに、Day2では、Discussion Event、Café Talk、Show Caseという当日のBKC参加者とonlineで繋いでいる海外生徒との直接の交流が実現できるプログラムが設定されており、とても有意義な時間を過ごすことができました。また、この日は主要なイベントを本校生徒がMCを担当しました。特にMCを担当したGL2年生3人にとっては即興での英語のやり取りが経験でき、彼女たちのこれからの飛躍を実感できる場となりました。また、当日は、BKCではオープンキャンパスが実施されており、昼休憩等を利用して参加者が学内見学をできたことも今年のWYMの収穫の一つだったかもしれません。

<生徒感想A>
 今回のWYM では後悔なく最後までやりきることができました。もともと目標として文部科学大臣賞を取ることを掲げていたので、結果的プラチナ賞で悔しい部分もありますが、完成度など全体を見るともっとよくできる点がたくさん見られたので、そこを改善し、来年こそは文部科学大臣賞をとりたいと思います。しかし、プレゼンをつくる過程の中精一杯で頑張ることができたし、チームとしても、みんなが協力できるいいチームがつくれて今までで一番のパフォーマンスができたとおもうので後悔はないです。
 news_220825_4また、MCの経験をさせていただきました。あんなにも多くの人の前で司会をしかも英語でできるなんて本当に楽しかったですし、とても良い経験になりました。一方で英語力をはじめとして残念だった部分もたくさんありました。今振り返ってみると失敗を少し恐れてあまり前に出ることができておらず、他の生徒に頼ってしまっていた部分があると思いました。英語の面でもそのほかのコメントなども人に頼っているのではなく、自分が引っ張っていけるように実力をつけたいと思います。来年は大学生がしていたような、確立された英語力と共にただ前の人が話しているだけではない周りの空気を上げることができるMCを目指します。

<生徒感想B>
 私は今回初めてWYMに参加しました。海外生徒や他校の人たちとの交流、大きい舞台でのプレゼンなど私にとって初めての経験がたくさんでした。
 まずはプレゼンのトピックを決めるところから始まりました。みんなでどんなことに興味があるか、どんなことを伝えたいかを話し合いました。最終的にSDGs5のジェンダー平等について批判するという内容に決まりました。このトピックを提案してくださった先輩方の視点は私にとって新しいものでした。今までの自分ではSDGsに対して批判するという発想はできなかったと思います。私たちの相手校はカンボジアのCIAでした。たくさんミーティングをしてきましたが、全て順調に出来たわけではありませんでした。時間通りに集まらなかったり、全員が来ないこともありました。でもLINEを通して先輩方が連絡をこまめにしたり、呼びかけてくださってうまく進めることが出来ました。積極的にコミュニケーションをとろうとする先輩方の姿勢はとてとてもかっこよく尊敬していました。一度先輩がいない時のミーティングで私が進行をしたときは、先輩のようにうまく進められず悔しかったし、自分の英語力の低さを実感しました。またスクリプトやスライドを作り始めたときは、みんなの英語力の高さに驚きました。たくさんの反省点もあるけれど、今の自分の全力は出せたと思います。WYMを通して、私はたくさんの人に出会うことが出来ました。先輩や留学生、カンボジアの生徒たち、新しい友達やたくさんの人と関わりなどとても良い刺激を受けました。私が来年2年生になったときは、私が先輩に憧れたように、後輩から頼られるかっこいい存在になりたいです。そのためにも、もっと英語力をつけて、積極性を大切にしたいです。また来年もっと成長した姿で挑戦したいです。支えてくれたチームのメンバー、先生方、本当にありがとうございました。

news_220825_5各賞
Grand Prize
・立命館高校・インドネシアSMAN3
Platinum Prize
・立命館高校・インドネシアSMAN9
・立命館高校・台湾高雄女子高級中學
・立命館高校・台湾高雄高級中學
・立命館高校・台湾高雄工業
・立命館高校・カンボジアCIA
Gold Prize
・立命館高校・インドネシアSMAN9
・立命館高校・インドShriRam