清和会について

清和会会長 挨拶

 2026年(令和8年)第115期から第15代清和会会長を拝命しました齋藤茂です。まずは、長期にわたり清和会の発展に寄与されました歴代会長の皆様、そして第14代会長として多大なる情熱をもって本会を支えていただきました岡野益巳前会長に敬意と感謝の意を表したいと思います。

 立命館中学校・高等学校は、私が卒業してから劇的に変化、進化してきました。私にとって特に印象的だった出来事は、1988年から男女共学になったことです。共学化により立命館中高のイメージは大きく塗り替えられ、伝統を誇りとしながらも変化を恐れない自由で新しい校風が確立されました。6年間を男子校で過ごした私の中高生時代は、今振り返れば良き思い出であり、当時ならではの世界でもありました。もう一つは、立命館小学校の開校です。私が中高時代を過ごした北大路学舎跡に、先進的な教育環境を備えた小学校が設立されました。こうして、立命館の中高大一貫教育10年間に小学校が加わり、16年間の学びへと広がりました。これからは、より長い年月を通じて立命館の理念や精神といった“立命館イズム”を受け継いだ後輩の皆様を、清和会にお迎えできることとなります。新たな時代の息吹が加わることを期待しております。

 さて、近年はAIをはじめとする技術革新が急速に進み、ヒューマノイドと呼ばれる人型ロボットの実用化も現実味を帯びてきました。こうした変化は、私たちの働き方や価値の生み出し方にも影響を与えていくことでしょう。

 このような時代に求められるのは、これまでの教育で重視されてきた知識集約型の学習だけでなく、正解のない問いに立ち向かうクリエイティブな発想力や、一人ひとりの個性を最大限に伸ばしていく教育だと感じております。加えて、常に社会の動きを見つめ、問題意識を持ち続ける姿勢を育むことも大切です。こうした点において、立命館の一貫教育は大きな可能性を秘めていると私は考えております。また、立命館小中高の卒業生で構成される清和会会員の中には、お子様を立命館に通わせておられる方もいらっしゃることと存じます。次の世代の学びの環境をより豊かにしていくという点においても、清和会が果たす役割は重要で多岐に渡ると受け止めております。

 これからも母校の教育がさらに実りあるものとなるよう、皆様と共に清和会を発展させていきたいと考えておりますので、ご協力をよろしくお願いいたします。



chairman_photo_2018_01s
会長:齋藤 茂
1906年旧制中学第1回卒業記念写真イメージ
1906年旧制中学第1回卒業記念写真
1913年頃の旧制中学広小路校舎イメージ
1913年頃の旧制中学広小路校舎
北大路北校舎イメージ
北大路北校舎
  • 1922年移転時の北大路新校舎イメージ1922年移転時の北大路新校舎
  • 1950年の北大路校舎イメージ1950年の北大路校舎
  • 1980年頃の北大路校舎イメージ1980年頃の北大路校舎
  • 1988年深草新校舎中庭イメージ1988年深草新校舎中庭

歴代会長(就任年)



1911年
(明治44年)
校長伊村 則久が兼任
1913年
(大正 2年)
校長福島 又八が兼任
1927年
(昭和 2年)
校長吉村 勝治が兼任
1928年
(昭和 3年)
校長中川 小十郎が兼任
1929年
(昭和 4年)
校長塩崎 達人が兼任
1933年
(昭和 8年)
校長中川 小十郎が兼任
1934年
(昭和 9年)
本田 義英氏(1906年旧中学卒・第1回卒業) 本田 義英氏イメージ
1949年
(昭和24年)
本田 義英氏(1906年旧中学卒)
1951年
(昭和26年)
木村 嘉一氏(1913年旧中学卒) 木村 嘉一氏イメージ
1979年
(昭和54年)
小堀 憲氏(1923年旧中学卒) 小堀 憲氏イメージ
1992年
(平成 4年)
竹上 和夫氏(1940年旧中学卒) 竹上 和夫氏イメージ
2003年
(平成15年)
植松 繁一氏(1950年高卒) 植松 繁一氏イメージ
2006年
(平成18年)
布垣 豊氏(1957年高卒) 布垣 豊氏イメージ
2018年
(平成30年)
岡野 益巳氏(1964年高卒) 岡野 益巳氏イメージ
2026年
(令和8年)
齋藤 茂氏(1975年高卒) 齋藤 茂氏イメージ