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昭和49年卒同窓会

 【昭和49年卒業生「コロナ明けやっと開催できた同窓会」報告】

 思い返せば2020年初頭よりコロナが全世界を震撼させ瞬く間に混乱に巻き込んでいった。
 1974年(昭和49年)3月に卒業した我々は還暦同窓会を2016年9月に開催し、4年後の2020年東京オリンピックイヤーに再会することを警って別れたが、それもかなわない事態となってしまった。一度は2020年11月に開催すべく幹事会を中心に知恵を絞ってはきたが、ウィルスの脅威には手も足もでない無力感をどうすることもできなかった。このような暗雲の中、今年5月にコロナが5類相当となることが決まり、ようやく陽光が差し込んできた。
 2023年6月18日、ついに7年ぶりの同窓会を開催することになった。同窓生が経営する「京料理いそべ高台寺洗心寮」にて18時よりの開始、参加者は恩師2名を含む51名。来資として、小林正樹先生、日高俊行先生のご臨席を賜り、また南直樹先生からは心温まるお手紙での参加というかたちで花を添えていただいた。
 石田耕策君の司会のもと、開会挨拶につづき物故者報告ならびに黙祷を行った。大変お世話になった和田一夫先生を始め、10余名の同窓生が鬼籍に入ってしまわれたのはなんとも寂しいかぎりであった。代表幹事の野村義明君の乾杯の発声ののち、すき焼き鍋を囲みながら旧交を温めあう歓談となった。
 中締めは、小林先生のご挨拶のあと最後には指揮もしていただき、参加者全員で声を出して高らかに校歌を斉唱することができ、一同感深い思いの中、この会を締めくくることができた。
 次回は2年後の2025年に予定しており、元気に再会することを約束しお開きとした。
(報告 本多直樹)