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2015年度中学卒業式挙行

清和会会員各位
  「236名」の中学生が巣立っていきました。

 心配された雨も明けごろには止み、3月19日(土)、第69回立命館中学校の卒業式が挙行されました。236名(男子113 名、123女子名)が巣立って行きました。
吹奏楽部の演奏による校歌斉唱のあと、卒業証書の授与に移り、担任から名前を読み上げられた生徒は、一人ずつ壇上に上がり、成山治彦校長から証書を受け取りました。その姿や表情が大きなスクリーンに映し出され、座席で見守る保護者の方々にも喜びが伝えられました。
 続いて、成山校長から次のようなお祝いと激励の言葉が述べられました(要約)。
「義務教育を終えるに当って「学ぶことの意義」について考えて欲しい。NHKのドラマ「あさが来た」の主人公の廣岡浅子やノーベル賞受賞者のマララ・ユスフザイさんの例を持ち出すまでもなく「学ぶ」ということは人類が戦い取った権利でもあるのです。拡大するグローバル化そして「人工知能」の一層の進化の世界に皆さんは旅立とうとしています。受動的な学習姿勢ではなく、多様な価値観を持った人々と意見をぶつけ合いながら「協働」してひとつのものを創り出しいくという、主体的・能動的で「協働」的な学びが求まれています。このような社会・世界で生きていく上での真の「学ぶ力」を身に付けていってくれることを期待しています。」
 次いで松原豊彦副総長が学園を代表してお祝いの言葉を述べられた後、布垣豊清和会会長が来賓を代表して次のような祝辞を述べられました(要約)。「中学生活は、高校生活と並び、心身ともに大きく変化し、最も多感な時でもあります。皆さんは人生で最も貴重なその時期に、生涯かけがえのない友人を得て、高等学校へ進学されることになります。立命館中学校で過ごした3年間に誇りと自信を持って、これからの生活でさらに飛躍されることを期待しております。とりわけ皆さんは小中高大、大学院の総合学園の中で立命館スピリットの中心的世代であることも常に心に留めておいて欲しいと願っています。」

在校生の送る言葉が生徒会長から述べられた後、卒業生の答辞は答辞委員10名によって読み継がれ、最後に卒業生名全員による「旅立ちの日に」が見事な合唱で歌われて式は閉式しました。

 報告: 清和会 総務委員 市原 康男