内定者の声

Presenter

日常的に磨いた
コミュニケーション能力が
面接突破の原動力。

植田 温基さん
食マネジメント学部 食マネジメント学科 4回生
味の素冷凍食品株式会社 内定
就職活動への臨み方

自分の考えを伝えられる機会と捉えれば、楽しくなる。

ゼミで毎週食に関する最新の話題に触れていたため、常に食品業界への関心を高く保つことができました。そのため、就職活動における面接では、自身の「食品への興味関心を抱いている姿勢」をアピールすることができ、有利に働いたと感じています。また、3回生から意識し始めた「卒業論文・卒業研究」に際して、食品業界の抱える課題に対して向き合っていたため、より深みを持った業界・企業研究を行うことができました。

私にとって就職活動は楽しいものでした。というのも、自分の考えを企業で活躍されている方に話す機会なんて、今までになかったからです。話すことが好きな人であれば、そう捉えるだけで、楽しいものになると思います。ただそんな私も、ずっと楽しかったというわけではありません。一度だけ、親に電話しながら、めちゃくちゃ泣いてしまったことがありました。誰しもきっと、「怖い」「苦しい」と感じる瞬間があるかと思いますが、できれば「楽しい」と思い込んで、臨んでほしいと思います。また、斜に構えるタイプの人は、就職活動中だけでも、やめておくのが無難です。面接などで、どうしてもにじみ出てしまうものなので、気をつけてください。

内定獲得に至った理由

日常的にコミュニケーション能力向上を意識

私は、何も資格を持っていません。インターンシップも、参加しませんでした。その上就職活動のスタートは3回生の2月と、とても遅かったです。そんな私の就職活動が、なぜうまくいったのか。それは、何事にも全力で取り組む姿勢があったからだと考えています。小さい頃から好奇心旺盛でいろいろなことにチャレンジしてきました。負けず嫌いなので、どんなことも誰にも負けたくない一心で頑張りました。大学時代に力を注いだのが、テニスコーチのアルバイト。社員の方に積極的に話しかけ、「自分という人間は、大人に対し、どれくらい自分の考えをしっかり伝えることができるのか」を推し量っていました。面接で落とされることがほとんどなかったのは、普段からそういう意識を持って行動していたことが大きかったのかなと感じています。

大学生活の過ごし方

何事もしっかりと考える癖を身に付けよう

コミュニケーション能力に自信があるから、何もしなくて良いということではありません。私は自信を持っていたからこそ、より強化しようと、エントリーシートの内容から面接での立ち居振る舞いにまでこだわりました。面接に向けて実践したことの一つは、日常の些細なことについて、しっかりと考えることです。例えばテニスコーチのアルバイトでは、お客様の癖を把握するだけではなく、「なぜこの方は一歩目が遅いんだろう」「この方の場合はどうすれば改善できるのか」を考えました。皆さんも、販売のアルバイトをしているなら、お客様を観察し、「なぜいつも同じ商品を購入するのだろう」「どんな仕事をしているのか」といったことに思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。そうやって考える癖をつけておくと、面接で想定外の質問をされた時にも、頭の中の引き出しをサッと開けて、対応できるようになるのではないかと思います。