2006年、立命館学園本部と法務研究科(法科大学院)、経営管理研究科(経営大学院)、公務研究科(公共政策大学院)を擁する新たな学術拠点として朱雀キャンパスを開設しました。
同年、「確かな学力形成、真の国際人を育てる、豊かな感性を育む、高い倫理観と自立心を養う」ことを教育の軸とした立命館小学校を開校。学園創立者・中川小十郎が構想していた小学校の設置が、時を経て実現しました。
また、守山市立守山女子高等学校の学校設置者が守山市から立命館学園に移管され、4番目の附属高校となる立命館守山高等学校(男女共学・普通科設置)が新たにスタートしました。翌2007年には、守山市三宅町の新キャンパスに移転し、立命館守山中学校を新たに開校しました。
同年には、衣笠キャンパスの映像学部棟充光館が完成し、中央広場は洗練された風情の建物で囲まれました。
また、びわこ・くさつキャンパス(BKC)では、2008年にサイエンスコアを基本棟とする生命科学部・薬学部が設置されました。その後、2010年にスポーツ健康科学部の設置に伴い、インテグレーションコア、ラルカディアが建設されました。開設当時と比較しますと、学生数・建物の数ともに当初の規模の3倍以上に成長し、現在も変革を続けています。
同じく2010年は、立命館アジア太平洋大学が開学10周年を迎え、記念式典「APU開学10周年祭」を開催。延べ26000人が来場しました。開学から10年以上経過し、国際学生も世界97ヵ国・地域から集まり、多国籍・多文化環境で学べる国際大学としての進化を続けています。