石原 一彦
石原 一彦教授
専門分野
都市計画・まちづくり
プロフィール
1958年生まれ、愛知県岡崎市で育ち。中学校時代から建築には興味があったが、大学で建築を勉強する中で、空間と人や社会との密接な関わりに興味を持っ
た。その後は一貫して「居住」に関わることをテーマとしてきた。1990年京都大学大学院工学研究科建築学専攻博士後期課程を単位取得退学、㈱市浦都市開
発建築コンサルタンツ(現㈱市浦ハウジング&プランニング)に勤務し、住宅マスタープラン、密集市街地住環境整備計画などの業務に従事した。一級建築士及
び技術士(都市及び地方計画)。2004年立命館大学政策科学部教授に着任。趣味はスキー、バドミントン、バイクなど。最近のマイブームは、「コーポラ
ティブハウスに住むこと」(毎週日曜日朝の中庭や屋上でのコーヒータイム、半年間で40回もの宴会、共同の花壇づくり、コーポのニュースづくりといった生
活を楽しむこと)。
研究・教育
関心領域は、住宅政策から居住地計画まで「居住」に関わること全般。最近の研究テーマは、持続可能な都市環境形成の観点から、世帯数減少社会での都市の縮
退傾向の中で、衰退する郊外住宅地、都心回帰現象などをふまえた都市構造のあり方を考えている。また、近年アスベスト問題についても取り組んでいる。担当
科目は住宅政策論、都市景観論など。ゼミでは、都市圏の居住構造の変容とエリア別居住ビジョン、都市の空間秩序の形成方策、まちづくり教育、福祉のまちづ
くりの実践などのテーマを設定している。最近のゼミでは、先斗町、木屋町、明倫学区、堀川団地などをフィールドとしている。
メッセージ
都市計画やまちづくりは空間学と社会科学を融合させた領域だと考える。その面白さを感じるようになってほしい。都市計画やまちづくりの勉強はまちを見るこ
とから始まる。まちを歩くのが好きな人、まちを見るのが好きな人、そして熱きまちづくりマインド(のかけらでも)をもっている人、を歓迎する。
キーワード
まちづくり、都市景観、アスベスト