小杉 隆信
小杉 隆信教授
専門分野
地球環境政策・エネルギー・環境システム分析
プロフィール
1970年富山県生まれ。大阪大学工学部・同大学院工学研究科で鈴木胖教授の下、電気エネルギー、情報システム工学を専攻。大阪大学助手(1995年~2000年)、(財)地球環境産業技術研究機構研究員(2000年~2004年)を経て、2004年に立命館大学政策科学部へ赴任。趣味は音楽鑑賞(昔はブラスバンド部にいたが、今は聴くのみ)、読書(就寝前に少しだけ)、コンピュータゲーム(ファミコン世代です)。
研究・教育
学部時代には電気・エネルギーやコンピュータの科学的な基礎を学び、大学院進学後はコンピュータを用いてエネルギー経済分析を行う研究室に入りました。その頃、エネルギー消費に伴う地球温暖化ガスの排出が大きな課題として注目されはじめており、この課題に取り組むことを決意。現在は地球温暖化問題を含む将来のさまざまな資源環境問題を統合評価する方法を研究しています。政策科学部での主な担当科目は、環境学、大学院政策科学研究科では、資源循環論。いずれも、経済社会的な知見と工学的・定量的な分析技法の両面からのアプローチが求められる科目です。
メッセージ
若い方の理系離れが進んでいるようです。しかし、ある政策課題を解決するという目標を達成するためには、解決のための手段をできるだけ多く持っているほうが有利であり、「これは理系のことだから関係ない」では、手段の選択肢を狭めてしまいます。課題解決のために必要と思われることは文系/理系関係なく何でも吸収するよう挑戦してください。
キーワード
地球温暖化、気候変動、エネルギー・資源、モデル・シミュレーション