吉田 友彦

吉田 友彦 教授

吉田 友彦教授

専門分野

都市・住環境政策

プロフィール
岡山生まれ、横浜育ち。駒場東邦高校(私立・東京都)卒業。京都大学工学部建築第二学科、大学院工学研究科環境地球工学専攻修士課程、同博士後期課程、インドニューデリー計画建築大学短期留学(2ヶ月。単位取得はなし)、日本学術振興会特別研究員DCなどを経て1996年4月から豊橋技術科学大学建設工学系助手。1996年11月に京都大学博士(工学)となる。1998年11月から2008年3月まで筑波大学社会工学系講師。2005年7月から8月には韓国漢陽大学都市研究院にてVisiting Scholar(訪問教授)。2001年に一級建築士登録(第296144号)。2008年4月から立命館大学政策科学部准教授。2010年4月より同教授。
研究・教育
人口減少の時代を迎えて、地価の永続的な上昇も期待できなくなり、こうした新築重視、交通拠点へのアクセス重視といった開発モデルの有効性が問われ始めている。我々は言わば「いかに都市を作り上げるか」というパラダイムから、「一旦作り上げられた都市の活力をどのように持続させていくか」というパラダイムへの転換に直面している。例えば、住宅メーカー各社は、数十年前に分譲して売り切った住宅地に再び入り込み、かつて自社が販売した既存中古住宅を、再び自社によるリフォーム市場や建替え市場へ取り込もうと躍起になっている。また、郊外住宅地では一時期に入居した居住者の高齢化が顕著となり、幼稚園や商業施設が撤退していく一方で、高齢者向けのコミュニティバスが創設されるといった新たな動向が見られる。このような新たな現代の都市計画の研究を本ゼミで行いたいと考える。

住環境政策研究室
https://www.ritsumei.ac.jp/~tyoshida/
メッセージ
大学時代の4年間は学生から社会人に変わる大事な時期です。卒業後の「なりたい自分」、「やりたい仕事」のイメージを明確に持って下さい。また、「大学時代にしかできないこととは何か?」これに対する答えを1人1人が持って欲しい。
キーワード
住環境政策、都市計画、まちづくり