トリーア大学（修士（政治学））
早稲田大学アジア太平洋研究科（博士(学術)）

新興国の産業発展、国際生産ネットワーク（グローバル・バリュー・チェーン）、企業戦略、自動車メーカー・部品企業関係など、自動車産業の様々な側面について研究している。最近では、電気自動車への移行とその過程における公共政策の役割を研究している。さらに、ドイツや日本の研究者と協力して、デジタル化が仕事及び生産組織、生産管理をどのように変化させているかを研究している。

私は自動車産業を専門としていますが、グローバルバリューチェーンのフレームワークは、衣料品、靴、電気・電子製品、農産業（チョコレート、コーヒー、ワイン）、ITサービス、あるいはサッカーボールなど、様々な産業に適用される。さらに、グローバルバリューチェーンのフレームワークは、ある製品が技術的にどのように作られているかを研究するだけでなく、どこで、誰が、どのような条件で作っているかも研究する。したがって、グローバル・バリュー・チェーンの分析方法を通して、国の開発戦略、企業戦略、労働問題などを研究することができるのである。

グローバル・バリュー・チェーン、自動車産業、産業組織、生産管理、企業戦略、デジタル化