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2016年国際PBLセミナーを開催

2016年度の国際PBLセミナーでは例年と同じように、日本とインドネシア、タイからの学生による合同セミナーが行われました。特に今年はインドネシア(バンドン工科大学とインドネシア大学)からの学生が去年より倍に増加して8人となりました。タイ・タマサート大学の学生と本学の学生と合わせて合計18人となり、より活発なディスカッションと研究発表することができました。

授業の前半のテーマは市場戦略であり、後半は日本、インドネシアとタイそれぞれの国の歴史、都市化政策と社会問題について取り上げました。学生が積極的に英語でディスカッションと課題発表を行いました。授業の最後に京都の先斗町と木屋町でフィールド調査を行いました。先斗町と木屋町は言うまでもなく、京都のなかで江戸時代初期から繁盛した商売と文化的なところであり、戦後から経済と社会の変化に伴う様々な課題をも直面しています。そのなかで自治体はどのように景観と京都らしさを形成し保護してきたのか、変化のなかでどのように対応しているのかが今回の調査の課題です。この度先斗町まちづくり評議会の副会長兼事務局長である方にご協力をいただいて講演していただきました。その後木屋町と先斗町を案内していただきました。学生も観光客のインタビュー調査を行い、成果として15分間のビデオ・クリップを作成し、充実したセミナーができました。