参加学生によるプログラム・レポート

アクティビティレポート⑦(2018年派遣:バンドン工科大学)

Bandung  | 2019年02月28日


経営学部 堀内 友貴さん(3回生)


留学を通して学んだこと・達成したこと
 

留学が終了して、日本に帰ってきてから一か月以上が経ちました。帰ってきた当初は帰ってきた実感がわかなかったのですが、今じゃ行っていた実感がわかないほど遠い昔の記憶のようになっています。


留学に行く前の僕は、想像のつかない環境で生活することや、文化の違う人々と接することができるのが楽しみで楽しみで仕方なくて、インドネシアで友達100人作ろう!くらいの勢いでインドネシアに向かいました。実際に100人できたのかはわかりませんが、インスタグラムのフォロワーは100人くらい伸びたのでもしかした目標達成したのかもしれません。

けど実際に行ってみて感じたことは、友達を多く作るより、一緒に濃い時間を送れる本当に仲の良い友達を数人でも作ることの方が何倍も価値のあることだということです。英語力向上の面でもそうですし、文化や考え方の違う友達たちと、人生観、恋愛観、家族観、政治の問題や将来のことなどの深い話を真剣にしたことや、何にも考えずにお酒を飲んで大騒ぎしたことなど人生の宝物みたいな経験がたくさんできました。出会えてよかったと思える人たちに出会えたことがインドネシアでの一番の成果かもしれません。


また、僕は運よく友達を通じて、デザイナーや建築家、絵描きやバンドマン、コーヒーファーム運営の人など普段生活していて関わったことのないような職業の大人たちと仲良くなることができました。多くのことを学べたし自分の人生設計を考えるうえでいろいろな角度から人の話を聞けたことはいい経験になったと思います。


最後に留学を通して学んだ一番のことは、みんな同じ人間ということです。あの国は貧しくて、あの国はお金持ちで、あの国は時間が守れて、あの国の人はあの国が嫌いみたいなステレオタイプとか偏見みたいなものは意識的でも無意識でもみんな持っていると思います。けど、僕みたいに日本人なのに時間を守れない人もいるし、インドネシア人なのに集合時間の10分前に来る人もいます。どの国にもいい人もいれば悪い人もいます。つまり何が言いたいのかというと、国とか人種とか宗教とか性別とか顔とか関係なくて、みんなおんなじ人間ということです。何が言いたいのか自分でもよくわかりませんが、インドネシアにて何か大切なことを学んだ気がします。


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