参加学生によるプログラム・レポート

アクティビティレポート①(2016年派遣:チュラロンコン大学)

Chulalongkorn  | 2016年10月21日

文学部 森河 奏絵さん(3回生)

タイに来てから約2か月が経ちました。来た頃はほとんど知っている人がおらず不安な日々を送っていましたが、今はだんだんと知り合いも増え、楽しく過ごすことができています。今回はチュラロンコン大学での生活を通して、街や学校、授業の様子について紹介したいと思います。


毎朝寮から学校まではシャトルバスが出ているので、私はそれに乗り通学しています。通学時間は所属する文学部のビルまで5-10分ほど。とても近いです。授業は、開始時間ぴったりに始まることはほとんどありません。なかには遅れてくる先生もいますし、遅れたからといって謝ることもありません。むしろ生徒が遅れてきた先生に対し手を合わせ「ワイ」と呼ばれるあいさつで敬意を表すほどです。タイでは先生を非常に敬っているため、先生が遅れてきても問題はないようです。授業は一コマ3時間(途中休憩あり)のレクチャー方式で、はじめは集中力が持たず大変でしたが、2か月経ちようやく慣れてきたようにも思います。PBLの授業ではグループワークやフィールドワークが多くあり、タイの学生から話を聞いたり、タイの家をみたり、伝統的な音楽を聞いたり、お寺に瞑想しに行ったりと、様々な場所を訪れて見聞きすることでタイの文化を学ぶことができています。学食は一食30-40バーツ(90-120円)でおいしいタイ料理を堪能できるので、とてもお得でたくさん活用しています。また、学部ごとに食堂があって人気のメニューも異なるため、いろいろな食堂をまわるのも楽しみの一つです。放課後や休みの日は友達と出かけることが多いです。チュラロンコン大学はサイアムというバンコクの中心地にあるので、すぐ近くに大きなショッピングモールがいくつもあり、放課後には制服姿の学生がたくさんいます(タイでは大学生も制服を着ます)。週末には有名なお寺や遺跡を見に行ったり、大きなマーケットに行ったりするなど少し遠出をすることで、学校周辺とはまた異なるタイの魅力に触れることができています。


日常生活を通して様々な面でタイ文化を感じ、新しい発見をしながら充実した毎日を送っています。